尋常じゃなくかかり過ぎたパーマの大失敗をストレートに直すのだ。
今日はね、ほんま、どないなってんねん、的な強くかかり過ぎたパーマをサラサラにしました。簡単に言いましたけど、かなり難しかったです。おそらく、かなり強い薬剤を使い、さらにかなり細かいロッドを使ったのでしょう。ほんま、目の前にしたとき、どないしよ、って本気で思いましたんやで。ぴや。
細かく強くパーマがかかり過ぎ失敗したチリチリ毛をサラサラストレートに直すンゴ!
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。英語にフランス語、スペイン語にロシア語、さらにポルトガル語にイタリア語、スワヒリ語にタイ語、アラビア語にギリシャ語、が、喋れません。日本語オンリーやんな。
早速なんやけど、まぁ、ほんまに、今回は、あかん。どのくらいあかんのかというと、、、
まぁ、国際線の飛行機を盛大に乗り遅れたくらい、やばい。
いや、もっとやばい。そうだな、、、うん。ほら、例えば、コンビニに行き、宅配便と肉まんとおでんと1,500円くらいの買い物をし、700円以上お買い上げの方に1枚くじで2枚引いてどっちともなんか当たって、でも店員1人しかおらんくて店員当たったコーヒーとか取りに行ってチラッと自分の後ろ見たら6人くらい並んでた、、、、くらい、やばい。
簡潔に言うと、
- かなり強いパーマ剤を使用し、
- かなり細いロッドで巻きまくり、
- しかも根元付近からで、
- もともとのダメージもかなりで、
- ほんま、
- どうしようもないくらい、
- かかりまくったパーマ、
- っていうか、ソバージュ、
- いや、カタ焼きそばやな、
- まぁ、とにかく、もともとダメージがかなりあった髪の根元付近から強い薬剤、細いロッドで死ぬほどしっかりパーマがかかり髪全体が死に至りソバージュっていうかアフロっていうか火事というか、そんな感じになってしまった髪を、
- 俺は直してみせる。
- (キラッ)
まぁ、とにかく、こちらをご覧ください。
いや、なにがあったん。
うん、うん。かくかくしかじか。鹿?鹿島?アントラーズ?内田篤人、、、ウッチー!
なるほど、と。ウッチーね、と。
当たり前ですが、こちらのお客様とは初対面でして、他店で盛大にパーマを失敗されこちらにいらしてくださいました。
今回の場合、正直、これはなかなか、、、と思いました。
理由としては、
いや、なにがあってん、ほんま。
ウエット後、
なんて、こったい。
毛先を拡大しました。
なるほど。ちょっと待って。
まぁ、正直、「なんてこったい」と心の中で163回は言いました。「まじか」が23回、「どうして直そう」が805回、「マカダミアナッツ」が6,920回だ。
まぁ、ほんまに、手強かったですね。
パーマを取るのは、意外と簡単です。しかし、ダメージをしていればしているほど、その難易度は上がっていきます。
今回は、難易度MAXでした。つまり、かなりのダメージをしていました。そうですね、ブリーチをしている髪にパーマが強くかかっている、くらいの悪条件でした。
なので、ただ強い薬剤を使えば髪はさらに痛み、あり得ない部分で断毛、つまり、切れてしまうし、それを恐れるあまり弱い薬剤を使っても、強くかかってしまったパーマが取れない。正直、これはかなりの技術、経験、知識、スピード、状況判断が必要不可欠でした。胸を張って言えますが、誰でもできることではありません。
僕は、とにかく、綺麗にしたい一心で施術に取り組みました。
だって、お客様は、髪が死に過ぎて、楽しみにしていた直近のハワイ旅行もキャンセルし、外にも出歩かない、出歩けない、と思っておられました。
髪は女性の命、と言いますね。僕は男ですが、その気持ちに寄り添いたいと思っております。寄り添う、というのは、そういう意味ではないからね。いや、ほら、最近、セクハラとか、パワハラとか、ね。
それな。
こちらをご覧ください。
なんとか、ここまで戻せました。
うん。とにかく、お客様に喜んでいただけたのでよかったです。