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黒染めしないで黒髪に見せるダークアッシュグレーカラー!

今回は、なぜ黒染めをおすすめしないのか、黒染めをしないで黒髪にする方法、おすすめのダークアッシュグレーカラースタイルなどをご紹介いたします。わたくしは東京新宿でフリーの美容師をしている楠本真澄という者です。お気付きかと思いますが、漢字4文字変えると松坂桃李になります。

目次

なぜ黒染めをおすすめしないのか

基本的に僕は、黒染めといわれる濃い黒の薬剤は使いません。それは何故か。それは、後々明るくする時に必ず思い通りにカラーリングをすることが叶わないからです。思い通りの明るさにならず、思い通りの色を出せず、ムラが出来やすく思い通りの綺麗な髪色に出来ないからなのです。

とはいえ、「私は一生黒髪で生きていく!なので黒染めでいいので黒くしてください!」とあなたは思うかもしれません。

しかし、人の心とは変わりゆくもの。

1ヶ月後、半年後、1年後など、必ず黒髪から脱したくなります。これは、今まで美容師をしてきてある程度信憑性のあるエビデンスから「黒染めしても必ず近い将来明るくしたくなる」と、そう断言出来ます。

また、黒染めした部分がカットなどして残っていなければ大丈夫ですが、黒染めしたところが切らずに残っていれば、そこは思い通りのカラーが出来ません。黒染めというのは、何年間も残り続けます。そのくらい根強い染料なのです。

なので、一生黒髪で生きていく、と確信していても、人生何があるかわかりません。僕だってこんなに撫で肩になっているなんて夢にも思っていませんでした。いざ明るくしようとしても出来ないよりかは、もしかしたら明るくしたくなるかもしれないから、とりあえず黒髪に見えるアッシュグレーで染めておくことを強くおすすめするのです!

黒髪に見えるけど黒染めではないアッシュグレーカラーとは

アッシュグレーとは、青みと灰色です。そのアッシュをとてもとてもとてもとても濃く、そして暗くしていくと、黒髪に見えます。

つまり、スーパーダークアッシュグレーにする、ということ。それで黒髪に染めようぜ、ということを僕は声を大にして言いたい。叫びたい。歌いたい。

そして、アッシュグレーで黒髪に染める場合、とても素晴らしいメリットが生まれます。

  • いつか明るくする際、思い通りの明るさに出来る
  • したい色の種類も、自由に選べる
  • 黒髪とはいえ、透明感があり柔らかな質感になる
  • カラスのような真っ黒ではなく透き通るような黒髪になる
  • ツヤが生まれる

などだ。

こちらのカラースタイルを見れば一目瞭然でしょう。黒髪に見えながらも透明感があり、とても素敵な髪色だと言えます。

正直、黒染め剤で黒染めするメリットは存在しません。そして、アッシュグレーで黒髪に染めるデメリットは、存在しないのだ。強いていうならば、長くは色持ちしない、ということくらいだろう。しかし、色が落ちてきて明るくなってきたら、またアッシュグレーで染めて黒髪にすれば、全く問題はありません。

つまり、合理的に考えてもアッシュグレーで黒髪にしたほうが、めちゃくちゃおすすめなのだ。

黒染めを使用しないダークアッシュグレーカラーの染め方

まず、濃いアッシュをベースに使用します。その他に、グレー、そして濃いブルーも使用します。つまり、使用するカラー剤としては、寒色系のみでレシピは構成されます。寒色系の染料は黒髪に見えやすく、黒染め剤は髪の中に永遠に残りますが、逆に寒色系カラーはいい意味で残りにくいとされてます。なので、急に明るくする際にも邪魔をせずに明るくしやすいのです。

こちらの動画では、僕が実際に染めた染め方、塗布の仕方、塗布手順、レシピ、仕上がりなどをより詳しくご紹介しております。

よかったらご覧ください。

まとめ

就職や就活、学校やバイトなどで黒髪にしなければいけない時もあるでしょう。気分的に黒髪にしたい方もいるでしょう。しかし、安直に黒染め剤で黒染めをするのではなく、またいつでも明るく出来るダークアッシュグレーカラーを強くおすすめします。黒髪にも見えますし、透明感もありツヤもあってとてもおすすめです。ぜひ、今一度ご検討くださいませ!

僕に染めてもらいたい!という天使のような方がいましたら、お気軽にご予約ください。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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