【最新版】フェイスフレーミングカラーの魅力を美容師が解説します!

顔まわりを彩る今話題のデザインカラー「フェイスフレーミング」について今回は解説していきます。フェイスフレーミングとはどういうカラーなのか?インナーカラーとの違いは?実際に染めてみたフェイスフレーミングのカラースタイル、伸びた後はどうしたらいい?という疑問に、原宿、表参道で美容師をしているわたくし楠本真澄(ダイエット中)が解説いたします。
目次
フェイスフレーミングってなに?
気がつけば流行っていたフェイスフレーミングとは、「耳周りから前髪を含む顔周り周辺をブリーチなどをしてコントラストの差を生ませるデザインカラー」のことを言います。フェイスとは顔、フレーミングは囲むという意味で、文字通り顔周りを囲むようにデザインしたカラーです。
ほとんどの場合、フェイスフレーミング部分のみをブリーチし、そこに鮮やかな色を入れることが主流になります。
とてもデザイン性が高く、めちゃくちゃオシャレです。顔周りがパッと明るくなり、クールだけど可愛い、超絶スーパーおすすめカラーになります。
ホワイトベージュのフェイスフレーミングカラー
こちらは僕が実際に染めたフェイスフレーミングカラーです。フレーミング部分には1回のブリーチでホワイトベージュにしました。それ以外のベース部分はやや暗めのアッシュブラウンです。
とても可愛い。嗚呼可愛い。だけどもクール。フレーミング部分の幅はある程度は変更が可能でして、お客様1人1人が要望するデザインにお応えすることが可能でしょう。
今回は、前髪、そしてこめかみに落ちてくる部分にブリーチしていないベースの髪が少しだけ落ちてくるように幅をとりました。そこらへんの量の調節は、しっかりと美容師と相談することをおすすめします。フェイスフレーミングとはデザイン性が高いカラーでして、少しの量や幅によって印象や仕上がりが変わってきます。ブリーチする範囲、そしてベースの髪がどのくらいどこに落ちてくるのかを相談して決めましょう。
インナーカラーとの違い
インナーカラーもよく聞くデザインカラーですよね。僕も1日に685回は聞きます。フェイスフレーミングカラーとの違いは、「前髪、顔周りをブリーチしているかどうか」になります。インナーカラーとは文字通り、インナー(内側)をブリーチしたデザインカラーです。
こちらがインナーカラーになります。前髪や顔周りはデザインされていません。あくまで内側のカラーになりますので、顔周り、前髪もデザインしたいのであればフェイスフレーミングカラーがおすすめと言えます。
なぜ、そしていつから流行ってる?
今回のようなデザインカラー、フェイスフレーミングは2020年前後から流行り出しました。きっかけは海外のアーティストだったり流行のリバイバルだったりと様々ですが、僕はみんなが必ずお顔に装着するようになった「マスク」がさらに流行を加速させたのではないかと推測しております。マスクをしていると顔の表情が分からず、またリップも見えないため色も寂しくややおとなしめの印象を与えがちです。そこで、顔周りをブリーチして明るくし、ビビットな色を入れることによりパッと明るくメリハリのあるオシャレで可愛い印象をマスクをしながらでも与えてくれることが、流行りの要因なのでは?と考えられます。
マスクはまだしばらくはしますし、なんとなく今のスタイルに飽きた方や、パッと明るく髪色を楽しみたい方にめちゃくちゃおすすめです。
伸びてきたらどうする?
仕上がりが良くても、伸びてきたときのスタイルがどうなるか心配ですよね?しかしドントウォーリー!つまり心配ありません。基本的には、フェイスフレーミングカラーを続けるか、やめるか、活かして染めるか、の3択になるかと思います。
①フェイスフレーミングカラーを続ける場合
これは簡単な話でして、伸びてきた部分をブリーチリタッチしてフェイスフレーミングを継続するということ。とにかくずっと継続したいのであれば、この方法で問題はないでしょう。
②フェイスフレーミングをやめたい場合
これも簡単な話でして、ベースの色に合わせて染めればなんの問題もありません。ブリーチは基本的に何色にでも染まりますので、ベースの色に合わせることが最善でしょう。
こちらの方のように前髪が長いフェイスフレーミングカラーを行なっていて、フェイスフレーミングカラーをやめたい、全体的に一色にしたいといった場合は
このように一色にすることが簡単に出来ます。今回はグレー濃いめのダークアッシュに染めさせていただきました。色落ちはベース部分よりかはフレーミング部分のほうが早いですが、暗めベースにすればするほど色持ちはよくなるでしょう。
③活かす場合
フェイスフレーミングカラーを根本からやった場合、基本的には2、3ヶ月は可愛い感じで活かせることでしょう。前髪がある方は伸びてきたらその部分が心配かと思いますが、前髪部分だけベースの色に合わせて染めればインナーカラーのようにすることも可能です。インナー部分に関しては、伸びて来てもそこまで変にはなりません。基本的には隠れてますので、ドントウォーリーなのです。
こちらは上記したフェイスフレーミングカラーを行なったお客様で、1ヶ月半後に再び来店していただき、フェイスフレーミング部分を活かして(ブリーチはこの時してません)、淡いホワイトピンクのフェイスフレーミングカラーにさせていただきました。とても可愛い色!つまり毎月のようにブリーチリタッチしなくても良いということになります!
フェイスフレーミングカラーをする上で注意する点
多くの場合、フェイスフレーミングはブリーチを使用します。ブリーチとは、とても強力な薬剤です。髪も痛みます。基本的には皆様フェイスフレーミングをやっていただいて大丈夫なのですが、例えば縮毛矯正やデジタルパーマをしている部分にブリーチをするとさらにめちゃくちゃ痛みます。なので、フェイスフレーミングをする前に、縮毛矯正、そしてデジタルパーマ、ストレートパーマの履歴があるかどうかは必ず美容師に伝えましょう。
また、顔周りの髪の毛というのは他の部分に比べ細い場合が多く、「縮毛矯正×ブリーチ」とかやると切れてしまう場合もあり得ます。とにかく、フェイスフレーミングをする際は、デザイン、履歴含めよく美容師と相談しながら決めていきましょう。
基本的には大丈夫ですのでそこまで心配するようなことではないかもしれませんが、一応記載させていただきました。
フェイスフレーミングカラーまとめ
いかがでしたでしょうか?フェイスフレーミングカラー、やってみたいですよね?オシャレでめちゃくちゃ可愛い、そしてクールな印象も与えられるフェイスフレーミング、とてもおすすめです。
やると、めちゃくちゃテンション上がります。確実に上がります。普段は飲まないビールも飲んじゃいます。気になったら一度は挑戦してみてもいいのでは?なんて思ったりしています。
フェイスフレーミングカラーの大事な点をまとめると、
- とにかく可愛い
- それでいてクール
- パッと明るい印象に
- デザインは美容師と相談して
- 薬剤履歴も考慮して
- マスクとの相性抜群
- コーギーが可愛い
- インナーカラーとは少し違う
- 1回やってみようぜ
以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
僕にフェイスフレーミングカラーしてもらいたい!という方はめちゃくちゃお気軽にお問い合わせください。