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パーマ失敗されて綺麗に直したい方へ!原因と改善策、対処法を解説!

この記事では、パーマをかけたら失敗され、見るも無残な姿に変貌を遂げた原因を解説し、それを踏まえて改善策、対処法、施術事例をご紹介させていただきます。今現在、そのような状態に陥っている方は、ぜひご参考くださいませ。

わたくし、原宿・表参道で美容師をしている楠本真澄です。アッシュ系カラーとストレートパーマが得意なのと、滑舌の悪さに定評があります。

パーマ失敗されてしまった!考えられる原因と対処・改善策を解説!

あのフワフワカールのモデルさんみたいなパーマをかけたい!と思ってかけてみたら、チリチリというかジリジリというか、てかこれソバージュやん、となってしまって、生きるのが辛すぎる。心中、本当にお察し致します。
髪は女性の命です。その髪がボロボロになってしまうのはどうしてなのか。そして、これからどうすればいいのか。安心してください。まだ希望はあります。ぜひご覧ください。

パーマ失敗の原因

そもそもなぜ、失敗が起きてしまうのか。考えられる原因をまとめてみました。(パーマの種類は、基本全て該当します。水パーマ、クリープパーマ、エアウェーブ、デジタルパーマなど)

ちなみに、今回のパーマ失敗の定義は、「パーマのリッジ(カール)がまばらか、無い状態。または、強くかかり過ぎている状態であり、手ぐしも通らず、チリチリ、ジリジリに広がっている状態のこと」にします。

  • 毛髪診断の見極めのミス

パーマは、毛髪内部にあるタンパク質に作用してかかります。このタンパク質がないと基本かかりませんので、必要不可欠な成分です。しかし、このタンパク質が少なくなっている状態があります。それは大きく分けて、

  1. 元々の髪質で、最初から少ない。(細毛・軟毛)
  2. 傷みによるタンパク質の流失、減少
  3. ブリーチ、縮毛矯正をしているため

細かく言うとまだありますが、大きく分けるとこの3つに分けられ、このうちのどれかか、もしくは2つ以上組み合わさると、基本、パーマは上手くかかりません。
われわれ美容師は、必ずカウンセリング時にこのどれかに当てはまらないかを確認します。当てはまっているのにパーマをかけたのならば、それは完全に毛髪診断のミス、髪質の見極めのミス、になります。

  • 薬剤選定のミス

われわれ美容師は、薬剤を取り扱う際、一人一人の髪質に合わせて数ある種類の薬剤の中から、適した薬剤を選択します。様々な種類、強弱を把握した上で使用するのですが、パーマを失敗してしまう場合、適した薬剤ではなく、過剰に反応する(簡単に言うと強いパーマ液)を使用してしまう場合があります。これをしてしまうと、髪が薬剤のパワーに耐えられず、毛髪内部の成分を破壊し、結果チリチリになるのです。

  • 施術工程のミス

簡単に言うと、パーマ液をつけてから時間を置きすぎた場合、もしくは、温めすぎた場合、温める温度が高過ぎた場合を指します。デジタルパーマの高温ロッドも、それにあたります。これも、一人一人の髪質に合わせた、適した置き時間、適した温度を徹底出来なければ、失敗するでしょう。

パーマ失敗の原因として、やはり1番大きいのが、毛髪診断の見極めミスです。多くの場合、このミスを犯しています。そしてさらに、毛髪診断のミス×薬剤選定のミス、毛髪診断のミス×薬剤選定のミス、または3つ全てが組み合わさると、必ず失敗します。

結論言ってしまえば、美容師側のミスです。
ですがたまに、ブリーチや縮毛矯正の履歴があることを聞かれたのに伝えなかった、というパターンもありますので、過去の施術履歴はなるべく正確に覚えておき、初めて担当される美容師にはしっかりとお伝えしましょう。

パーマ失敗の対処・改善策

あなたが現在、パーマを失敗され外にも出れない状態ならば、ここからが本番ですね。ここからは、どのようにしたらいいのかというのをご説明させていただきます。必ず光は見えますので、深呼吸し、リラックスしながらご覧ください。

  • 施術した美容師に相談する

まず最初に、担当した美容師に相談しましょう。何かしら対応するはずです。どんな薬剤を使ったかはその美容師しか知りませんので、まずは直接、聞いてみましょう。

  • パーマはかけ直さないこと

パーマが上手くかからなかったからと言ってすぐにまたパーマをかけ直すのは、絶対にやめておきましょう。パーマをかけてチリチリ、ジリジリになった時点で、残念ながら何回かけても上手くかかりません。かければかけるほど、傷みは蓄積され、もっとジリジリ、チリチリになります。

かけ直していいのは、チリチリ、ジリジリになっておらず、たんに薬剤のパワー不足によりストレートになってしまったパターンのみになります。しかしこの場合も、しばらく空けたほうが得策です。パーマ液がまだ髪の中に残っている場合があり、この状態で再びパーマをかけるのは傷みに大きくつながりますので、1〜2週間前後空けてからかけましょう。

  • カットしちゃう

髪を伸ばしている方には酷ですが、チリチリボロボロの失敗部分を、切り落としちゃう、というパターン。これはもちろん、それが出来たらそれに越したことはないですが、切り落としたらベリーショートになっちゃう、または、長く残したい、という方には、なかなか難しい選択ですよね。しかし確実に、早期問題解決なのは、カットになります。

  • 髪質改善ストレートパーマで改善

パーマかけ直せないからと言って、このままは嫌だしカットもしたくない、という方にオススメなのが、この髪質改善ストレートパーマ。今回の記事の本題です。

簡単に言うと、チリチリパーマを落としてストレートに戻しましょう、ということです。

これが出来たら、めっちゃハッピーですよね?
しかし、チリチリに傷んだ髪に、またストレートパーマをかけるわけなので、一筋縄ではいきません。これには、技術、経験、知識、愛情が高水準でないと、出来ないのです。

これも失敗すれば、さらにチリチリのジリジリに傷んでしまい、いよいよもう直らなくなっていきます。

そして、この髪質改善ストレートパーマは、傷んだ毛髪を綺麗に蘇らせる、というわけではありません。毛髪というのは死滅細胞であり、傷んだ髪が蘇生することはあり得ませんので、あくまで、綺麗に見せる、ということなのです。

治癒の「治す」ではなく「直す」ということ。そう、それはとても、腕が試される繊細な技術なのです。

なので結論、失敗したパーマヘアの改善策としては、切るか、髪質改善ストレートパーマをかけるかになります。その他の対処法として、ヘアアレンジをして乗り切るという方法もありますが、毎日アレンジするのも大変ですし、失敗したパーマでは上手くいかないことがほとんどです。なので、現実的に考えると、この二択です。

サロントリートメントで改善する、という方法を様々なサイトなどで見かけましたが、結論、トリートメントなどで失敗したパーマは改善出来ない、というのが僕の考えです。トリートメントは薬剤ではないので、激しく失敗したパーマなどに上手く作用するとは考えにくく、パッと見の仕上がりは良くても自分で乾かすとまた元通り、というお客様もたくさんお見えになりました。

トリートメントはあくまで、絆創膏のようなもの。パーマ失敗というのは複雑骨折です。絆創膏のような表面的な治療ではなく、しっかりとした治療が必要だと考えています。

パーマ失敗に対する髪質改善ストレートパーマの施術事例

ここからは、他サロンでパーマをかけ失敗された髪を、髪質改善ストレートで直させていただいた施術事例をお写真にてご紹介します。


こちらは、クセと傷みも加わった状態。根元から毛先までの状態は大きく違い、繊細な薬剤選定、技術が必要になります。


なんということでしょう。とてもボサボサです。ダメージの蓄積がありますので、最小限の薬剤パワーで施術しました。


こちらは、髪の半分をブリーチをしております。ブリーチしていて、さらにクセもありチリチリになっていましたが、愛と勇気をもって施術させていただきました。それいけあんぱんまん。


根本の強いクセとパーマの失敗が重なったパターン。ツヤとまとまりを完全に取り戻すことに成功しました。


これも、強くかかりすぎたデジタルパーマの失敗、クセ、傷みが混合した状態です。さらにハイトーンなのでそのダメージもありましたが、丁寧な施術を心がけ、サラサラになりました。


細かく強くかかってしまったパーマ失敗事例。細かく強くかかったのを取り除くのはとても難しいですが、いつも通り技術と経験、知識を活かし丁寧に施術させていただきました。


「なんてこったい」と心の中で言ってしまいましたが、上手く施術出来ました。細毛軟毛で、ダメージが蓄積されており、髪質としてはとても難しかったです。


根本から強くかかり過ぎた事例。手ぐしも通らなかったですが、乾かしただけでサラサラになりました。


こちらは縮毛矯正をしている髪にパーマをかけて失敗した事例。ダメージレベルとしては最強で、とても繊細な薬剤で施術しました。


根本から中間はクセが強く、毛先は縮毛矯正をかけておりそこにかけたパーマで失敗した事例。優しく髪質改善ストレートパーマで直しました。


変な位置からパーマが強くかかり過ぎていますね。これも難しかったですが、とても綺麗になりました。


ご覧の通り、大変なことになっております。根元付近から変な感じにかかってしまっており、とても難しかったです。しかし、僕はプロフェッショナル。顔色一つ変えずに直しました。


いったいなにをどうしたらこうなるのか理解に苦しみましたが、こちらもなんなく直しました。こちらは縮毛矯正にデジタルパーマという最悪の組み合わせでこうなりました。でも、僕、直しました。えへ。


こちらも縮毛矯正毛にデジタルパーマでこうなりました。ダメージの蓄積は半端なく、一歩でも施術、薬剤を間違えればあの世行きでしたが、うまく出来ました。

パーマ失敗された!考えられる原因と対処・改善策を解説のまとめ

いかがでしょうか。なかなかパンチの効いたジリジリのチリチリ毛たちが、サラサラになっておりますね。

しかし、とても難しい技術ですので、すべての髪、すべての状態を直せるとは限りません。直せる可能性も60~70パーセントくらいです。この技術に特化した美容師は全国にいますので、よかったら探してみて下さい。

*パーマを失敗され、すぐに髪質改善ストレートパーマを施術する場合、それまで洗浄力の強いシャンプーで髪を洗って下さい。パーマを施術した際のパーマ液が毛髪内部に残っていますので、なるべく洗浄力のあるシャンプーでそのパーマ液を取り除くのが目的です。ギシギシになると思いますが、髪質改善ストレートパーマが上手く作用するためです。市販のシャンプーなどで大丈夫です。

ちなみに、僕はあまりカールのパーマをかける美容師ではありません。オススメもあまりしません。理由としては、カラーなどしていれば必ずパサつくのと、再現性の難しさ、カールが落ちてきた時のパサパサ感、アイロンで巻いたほうがツヤが出てスタイルとしても可愛い、との見解があるからです。(カラーをなされるお客様が圧倒的に多いのもあります。)
よって、上のお写真すべて、ご新規でご来店されたお客様です。つまり、直す専門、ストレート専門で基本やっております。パーマをかけさせていただくときは、上記の不安要素が取り除かれている場合のみの、ショートの方やパーマをかけてもパサつきにくい髪質の方などの場合です。

パーマをかけるより、どんな状態からでもストレートにするほうに、情熱を注いでおります。お悩みある方、よかったらぜひお気軽にお問い合わせ下さい。

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