Blogブログ

ブリーチした髪にパーマして失敗した髪を直します。

今日は、ブリーチをしている髪になぜかパーマをかけてしまい、失敗してチリチリのゴワゴワになってしまった髪をサラサラのツヤツヤに直しましたのでご紹介致します。

ブリーチ毛にパーマで大惨事。失敗してチリチリになった髪を髪質改善ストレートパーマでサラサラに。

わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。1人でシャワーを浴びている時はだいたい真顔です。

本日。1人のお客様が、はじめてお見えになりました。

お客様の顔には、「なぜこんなことになってしまったのか、、、」と書かれておりました。たぶん、マッキーで。

お客様は言いました。

「このままの髪で生き永らえるくらいなら、チワワに蹴られて死にたい。」

僕は言いました。

「致命傷に、ならないかと。」

お客様の状態を説明させていただきます。

  • 今年6月に根元からブリーチしている。
  • ブリーチをした美容室、そして同じ担当美容師に、パーマを勧められた。
  • 大丈夫かな?と聞いたが、満面の笑みで大丈夫とのこと。
  • 結果は大爆発。
  • 穴があったら入りたい。
  • 穴とは言わず、隙間があったら入りたい。
  • 入りたいとは言わず、飛び込みたい。

という感じでした。

こちらをご覧ください。

見た目ではわかりづらいかもですが、手ぐしなどは一切通りません。

根元からパーマをかけてしまっているため、大変なことに。

ブリーチしているので、かなり繊細な技術と薬剤選定が必要。

ブリーチ×パーマはめちゃくちゃ直しづらい。

極限までダメージを負っているためである。

直るかどうか、僕でもわからない。

僕は、ハワイに旅行に行きたい。

以上のことを踏まえ、かなり難しい施術になることは間違いありません。

もしかするとお互いに命を落としかねないこの施術は、全国民が見守ることになり、CNNを始め世界各国に同時生中継されることとなりましたが、若干の僕の顔のむくみが気になったので中断しました。すみませんでした。

そもそもブリーチしている髪にパーマ剤、もしくはストレート剤を付けるのはご法度であり、ダメージにダメージを重ね、マジでほんとめっちゃやばいことになるのです。

今回、すでにブリーチしている髪にパーマをあてがっちゃってハンパないダメージになっております。

これ以上ダメージさせるのはご法度というかピザハットというかとにかくダメなんですけど、これはトリートメントとかでは絶対に直らないので、ストレートパーマでやるしかないのです。

これからさらにストレートパーマ剤を付けるのはK・O負けして失神しているボクサーが熊と闘うのと同じで、マジでやばいのですが、僕はそれを、やる男。

なぜなら、そう、、、

プロフェッショナリズムカルハワイイキタイからである!!

こちらをご覧ください。

いかがでしょう。とてもサラサラになりましたね。

パーマを失敗した髪にも見えないし、ましてやブリーチした髪にパーマをかけた髪にも見えません。

あぁ、なんて素晴らしいことなのだろう。

内心「マジでどうしよ。」とばかり言ってましたが、本当に良かった。

自分で自分を褒めてあげたい。サンキュー、おれ。

お客様もとても喜んでおられ、感動しておりました。喜びのあまりバク転しながら帰っていきましたが、とにかく良かったです。

同じお悩みを抱えていましたら、お気軽に、ぜひ。

関連記事

サムネイル