縮毛矯正している髪に鮮やかなオリーブグレージュカラー

東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。カップヌードルカレー味に、カロリーが存在していることを最近知りました。
縮毛矯正やストレートパーマ、デジタルパーマをしている方は、もしかしたらこんな経験はないでしょうか?
「思ったよりも暗くなった」または「根元が黄色く明るくなって毛先が暗くなった」または「お酒を飲み過ぎた次の日に二日酔いになった」という経験。
今多くの方が頷いていることでしょうが、それは紛れもなく「熱変性」をしているためであります。
薬剤施術において、高熱を与える工程がある場合、髪の中のタンパク質が熱により変化することを熱変性と言います。
この熱変性をしている毛髪部分にカラーリングすると通常の髪に対する反応とは異なる反応を起こし、暗くなったり濁ったり燃えたりして最終的には世界が滅ぶことになってえらいこっちゃなのであります。
特に寒色系と呼ばれるアッシュやオリーブ、グレージュなどはめちゃくちゃ暗くなったりしてムラになりやすく非常に注意が必要となります。
しかしわたしが染める場合は、それらを考慮してレシピを考えるためとてもとても、嗚呼とても綺麗に染めることが出来るのです。
こちらも根元8センチ以外は縮毛矯正をしている履歴があるのですが、均一でかつ透明感と鮮やかさがある髪色となっております。
根元の縮毛矯正していない部分としている部分とでは全く違うレシピ構成となっており、まさかこれが綺麗に繋がるなんて、本当にリアリー?とプロなら聞きたくなることでしょうが、それが綺麗に繋がるのです。
中々綺麗に染まらない、という方は一度ぜひお試しくださいませ。