デジパ失敗毛&強いクセ同時施術!まとまりあるサラサラ髪にする技術!
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。「わたしはロボットではありません」で出てくる英数字、時々読めないよね。
デジタルパーマの失敗を直す専門として長年カツ丼、いや、活動しておりますが、時にはめちゃくちゃ難しいパターンに遭遇します。
というか、基本めちゃくちゃ難しいのです。デジタルパーマというのはとにかく傷みますので、すでに傷んでいる状態から薬剤を使用して直さないといけないという、崖に追い詰められているようなアレで。
火サスだったら船越さんが駆けつけてくれるかもですが、美容室に船越さんはいません。わたしが船越さんにならなければいけないのです。
ちなみに、「トリートメントをして治るのでは?」とお考えの方もいるかもですが、それは複雑骨折している部位に絆創膏を貼るようなもので、根本的な解決になり得ません。デジタルパーマは、永久に残ります。カットするか、薬剤施術を受けるか、しか解決方法はなく後者の場合はそれに精通した技術者にお願いしないと2次被害になりかねません。
そして今回、いつもの難しさを遥かに超えてくるパターンでして、
このようなお状態のお客様。パッと見は「んまぁ、そんな難しそうには見えへんけど?」とあなたは思うのでしょうが、わたしはそんなあなたの口の中に焼肉のタレをぶち込み「やめて!」「く、苦しい!」「エバラ?」と言うまでやめることなく、さらにこう叫ぶだろう。
「見た目だけで判断しないでいただきたいっ!」
もちろん初めて来店されたお客様ですが、髪を見ていくうちにわたしは冷や汗をかき始めたのです。
まず、強いクセが根元にありました。それはそれは強いクセで、強い薬剤を使用し縮毛矯正しないと真っ直ぐにはならないでしょう。
お客様にお聞きしたところ、半年前に縮毛矯正をしておりました。そして、その部分にデジタルパーマを当ててしまって、失敗されたのです。
つまり、崖から落ちそうになりかろうじて片手だけで崖の岩につかまって今にも落ちそうなのですが、その片手は火傷しており骨にヒビが入っておりささくれが少しと深爪もしている、という状態なのです。例え意味わからんね。
とにかく、デジタルパーマがかかって失敗している部分、中間から毛先は強い薬剤で縮毛矯正もしていて、目を覆いたくなるほどダメージをしているのです。
さらに根元は強いクセがあるのでそれも伸ばさないと綺麗な髪にはなり得ません。
これは難しい施術です。ディフィカルト施術ですね。
しかし、しかしなのだ。わたしはプロ中のプロ。技術力と薬剤コントロールに長けており、毎日二度寝は当たり前。ヨーグルトとコーヒーを一緒に摂ると13分後にうんちぃに必ず行く男の中の男。
圧倒的な技術で、改善しました。
根元から毛先まで同じようにサラサラでまとまりのある髪へ。
しかもこちらなんと、乾かしただけの状態でブローやアイロンは使用しておりません。
お客様はとても喜んでおられ、スキップしてその後バク転を連続しながら帰っていきました。
とてもとても良い日でした。
同じようなお悩みある方いましたら、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
あなたの毎日がエブリデイになりますように。