ブリーチなしで超絶グレーカラーに染めたおお!!
ブリーチはしたくないけどグレーに染めたいなぁ。なんて思っているそんな君に、とっておきのヘアカラーをご紹介致します。
わたくしは原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。大きなハンバーガーを綺麗に食べることが苦手です。
目次
グレー強めのグレーアッシュカラーをブリーチなしで。
ブリーチをしないでグレーに染めることは我々プロでも正直、難しいです。
ですので、市販のカラー剤で染めることも、めちゃくちゃ難しい、ということになります。
しかし僕は、
このようなカラーリングをしております。
なんだこの髪色はぁぁぁあ!!
超絶グレーではないくぁああ!!
と今あなたはスマホを見ながら心の中で叫んだと思いますが、それ、意外と聞こえてますよ。
なぜこのようにブリーチなしでグレーを出せるのか。
理由は全部で806個くらいありますが、1つにまとめると、
- 経験による髪質の見極め
- ハイレベルな技術
- オリジナルのカラーレシピ
になります。
他にも「愛情」だったり「わんちゃんモフモフ」だったり、「スキマスイッチ」と様々な理由もありますが、よくわからない、という意見が多いので割愛します。
それでは、上で言った
ブリーチなしでグレーに染められる理由3つ
を1つずつ説明させていただきます。
経験による髪質の見極め
グレーに染めるには、髪質の見極めが必要不可欠になります。なぜかというと、1人1人、髪質は必ず異なるからです。
太かったり細かったり、メラニン色素の種類が異なったり、染まりやすかったり染まりにくかったり、綾野剛さんがタイプだったり坂口健太郎さんがタイプだったり、マックよりモス派だったり、、、
とまぁ、何が言いたいのかというと、髪質を見極め、そしてその髪質のことを考慮してレシピを考えるのです。
それには、経験が必要になります。
僕のお客様はだいたい120%くらいはアッシュ系に染めます。一日中、アッシュ系を塗りまくってます。
それを若いときから毎日積み重ねていくと、
”この髪はかなり濃く色味を入れないと染まらないな”
”この髪は思ったより色味入っちゃうな”
というふうに、確実にその髪質に合ったレシピ(めっちゃ濃いアッシュやグレー)が考案されるようになるのです。
ハイレベルな技術
いくらいいレシピを考案しても、それを塗布する技術がないと話になりません。
アッシュは発色が普通の茶系のカラーよりも早いので、とてもスピーディな施術が必要です。
ちんたら塗ってたらムラになるし色落ちも早いしうんち漏れるしでもう大変。
まずは、スピーディにカラーを塗布する技術が必要になります。
そして、スピーディかつ、丁寧に塗布、ということも必要になります。
アッシュ系は、すこしでも塗布ムラがあるともうあれです、めっちゃムラになります。ムラがあるということは、濃くアッシュやグレーを入れたいのに100%染まりきれてない部分が出てくるということ。それはもう、めっちゃあかんやつです。
さらに、塗布をしながら染まり具合をすぐチェックし、置き時間などを計算したりもします。これは、技術と経験どちらとも大事で、意外とこれ、適当にチェックとかするともう、失敗とかあるかもです。
なので、ハイレベルな技術が必要不可欠なのです。
オリジナルのカラーレシピ
何度もいうように、ブリーチなしでめっちゃ綺麗で透明感あるアッシュやグレーにするのは、難しいです。
普通のアッシュとかグレーのカラー剤を使って染めても、普通の茶色になるだけです。赤みを消しきれないからです。
そこで、オリジナルのカラーレシピが必要になってきます。
オリジナルのカラーレシピってなんやねん!と思うかもしれませんが、これはトップシークレットにさせていただきます。なぜトップシークレットなのかというと、書くとめっちゃ長くなるからです。いま普通にトイレ行きたいので割愛します。
まぁ、あれです、簡単にいうと、とにかく、明るめで濃く、色落ちしないような感じでめっちゃ攻めてるようなレシピ、という感じです。
まとめ
このように、ブリーチなしで染めるには様々な要素が必要不可欠であり、一筋縄ではいきません。僕ももっとグレーを強く出せるように日々、試行錯誤中です。
しかし、今の時点で、もっと進化出来ると感じております。もっと綺麗でブリーチした髪にも負けないくらい、透明感を出した髪色に出来るように、日々頑張っていこうと思います。
ですので、今までのことをまとめると、
「君の毎日がエブリデイ」
ってこと。
よかったら、ぜひご参考下さいませ。