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ブリーチなしで出来るアッシュカラー35選!様々な種類と染まり易い髪質や色落ちなどを徹底解説!

この記事では、ブリーチなしで染めた様々なアッシュ系カラースタイルはもちろん、レシピ、ハイライトやグラデーションカラー、メンズの場合、基本的なアッシュやブリーチのこと、色落ち、経過、染めるに当たっての注意事項や、染まりやすい髪質、市販で染めるには?などをまとめましたので、ぜひご覧ください。
私、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。

目次

ブリーチとアッシュカラー


あなたは過去に、胸をときめかせながら「こんな感じの綺麗なアッシュに染めて欲しい!」とインスタを見せながら美容師にお願いしたことがあるんじゃありませんか?
しかし残念ながら、美容師からの返答は「これ、ブリーチしなきゃ無理ですね。あはは。」だった。あなたはその瞬間、ショックを受け膝から崩れ落ち夜も眠れず最終的にお尻が真っ二つに割れてしまったことだろう。

なぜアッシュにするにはブリーチが必要なのか。

綺麗な赤みの無いアッシュにするためには、ブリーチをしなくてはいけない。なぜなんだろうか。まず最初に、そもそもアッシュとは何か、ブリーチとは何か、を簡単に説明させていただきます。

アッシュとは?

アッシュとは、ヘアカラーの世界で青色、または青灰色を指します。くすんでいて、灰色がかった色になります。

ブリーチとは?

ブリーチとは、「髪の中に存在するメラニン色素という色味を破壊するもの」です。なぜブリーチをする場合があるのかというと、そのメラニン色素というのは地毛の髪を黒く見せているもので赤黒い色味なのですが、その赤黒い色味はアッシュなどの寒色系との相性が非常に悪く、アッシュに染める上でこのメラニン色素は無視できない存在なのです。
ブリーチをすると黄色っぽくなると思いますが、あれは黄色に染めているわけではなく、メラニン色素が抜けた結果の色なのですね。
ブリーチをし邪魔な赤黒い色素を消してその上からアッシュを入れると、アッシュを邪魔する要素はないので綺麗な透明感のある髪色になる、ということですね。(黒い画用紙に青のペンで文字を書いても見えないが、白い画用紙だと鮮明にわかるのとイメージは一緒です。)

ブリーチのメリット、デメリット

ブリーチのメリットは、どんな色でも綺麗に染めることが出来ることです。アッシュだけではなく、赤やピンク、グリーンなども鮮やかに染めることが出来ます。
デメリットは、傷む、色落ちが早い、派手、などが挙げられます。傷みは特に激しく、ブリーチを数回した部分の髪は、少し引っ張っただけで切れたりします。さらに、色落ちも激しく、染めてから1週間くらいで金髪に戻ることもあるんですよね。

透明感がすごい!ブリーチなしで出来るアッシュカラーのヘアカタログ!


さて、アッシュと言っても色々と種類があります。ここでは、アッシュ系カラーの基本的な種類とその特徴、そしてレシピも一緒に交えてご紹介させていただきますね。
(使用した主な薬剤→プロマスター&アソートアリア)
根元→「根」 (OX4.5%) 中間毛先→「先」 (OX4.5〜3%)

アッシュグレー


(根→BA6 先→A6p:MT7p:CB5p 1:2:20%)


(根→6BA:CB 3:1 先→A6p:6GRAY 2:1)


(根→8BA:CB5 3:1 先→A9p:MT6p:CB5p    1:1:15%)

グレーという色味自体は、彩度がない特殊な色です。ハイトーンなグレーの場合はブリーチなしだと難しく、写真のようなやや明るめ〜暗めのオーダーをするといいでしょう。

ブリーチあり、なしで染めたアッシュグレーの違いや綺麗に発色する方法を解説!

アッシュブルージュ


(根→BA6 先→A7p:6GRAY:MT6p 5:1:1)


(根→6BA:8BA:CB5 1:1:20% 先→A7p:D/7A:MT7p:CB5p 4:1:1:20%)


(根→8BA:CB5 3:1 先→A7p:MT7P:CB5p 3:2:25%)

ブルージュとは、ブルーベージュの略語です。ブルーの濃い色味をベージュで柔らかくし、しっかりとしたブルーの色を透き通るようにしたカラーで、どの明るさもとても綺麗です。

アッシュグレージュ


(根→8BA:6BA 3:1 先→A8p:MT7p:D/8A 3:1:1)


(根→8BA 先→A9p:A8p:MT8:M8p 4:3:3:2)


(根→8BA:6BA 4:1 先→A8p:A7p:MT8p:CB5p 2:1:2:10%)

グレージュとは、グレーベージュという略語です。濃いグレーを発色させながらベージュで柔らかくしたカラー。かなりの透明感と透き通るような色味が特徴です。

【明るめ〜暗めまで60選】ブリーチなしのアッシュグレージュカラー

スモーキーアッシュ


(根→6BA:8A 4:1 先→A7p:MT7p 3:2)


(根→8BA 先→A8p:MT8p:MT9p 7:1:2)


(根→8BA:10BG 先→A9p:MT8 5:2)

スモーキーアッシュは、とにかく透明感を求めまくったカラーになります。文字通りスモークさせたような、灰色を全面に押し出したカラーになります。

【透明感】ブリーチなしスモーキーアッシュカラーの人気スタイル!

シルバーアッシュ


(根→8BA:8BV:CB5 7:1:20% 先→D/8A:A8p:CB5p 1:2:15%)


(根→8BA:10BG 4:1 先→A9p:MT8p:8GREEN 3:1:15%)


(根→8BA:8BV 20:1 先→A8p:MT6p 5:2)

赤みや黄色味が全くないですね。シルバーアッシュは一回で発色させるのが難しいのですが、定期的に回数を重ねて染めていけば綺麗に発色出来るでしょう。

ブリーチなしでシルバーアッシュにする方法とコツ

ラベンダーアッシュ(ピンクアッシュ)


(根→BA6:PV8 3:1 先→A7p:MT6p:PV8 2:1:1)


(根→6BA:PV8 4:1 先→A7p:8PV:CB5p 3:1:15%)


(根→8BA:10PV 4:1 先→A9p:MT8p:10PV 4:1:1)

ラベンダーアッシュは、フェミニンで可愛らしいイメージの方にお似合いです。寒色系バリバリのグレージュやブルージュなどとは違い、ほんのり香るくらいのピンクやバイオレットを配合したカラーになります。普通のアッシュグレーなどに飽きた方にもとてもおすすめで、ラベンダーアッシュグレーなどもとても綺麗なカラーです。

【明るめから暗め21選】ブリーチなしのラベンダーアッシュカラー

オリーブアッシュ


(根→8BA:6BG 4:1 先→A8p:MT7p:8GREEN 2:1:1)


(根→6BG:8BA 3:1 先→A7p:A6p:MT7p:8GREEN 4:1:2:1)


(根→8BA:10BG 2:1 先→A8p:MT9:8GREEN 3:1:1)

アッシュにマット(緑)が入ったスタイルです。赤みがなくとても綺麗に染まり、様々な明るさに対応出来ます。初めて染める方などにもオススメです。

ネイビーブルーアッシュ


(根→CB5:6BA 1:1 先→MT7:CB5p 2:1)


(根→CB5:6BA:8BV 1:1:10% 先→A7p:MT6:CB5p 3:1:20%)


(根→CB5:8BV:20:1 先→A6p:CB5p 3:1)

ネイビーブルーアッシュは、濃いブルー、紺色のイメージです。濃く色を入れる設定ですので、基本的には暗めがオススメです。

アッシュベージュ


(根→8BA:10BA 先→A9p:MT9p:10BG 4:1:1)


(根→8BA:8GREEN 5:1 先→A9p:MT8p3:1)


(根→8BA 先→A8p:MT8p:8BP 5:2:1)

アッシュベージュは、明るめがオススメです。柔らかさもあり、比較的染まりやすいでしょう。初めて染めるの方などにもオススメです。

メンズのブリーチなしアッシュカラー



こちらは、メンズスタイルの8レベルのアッシュグレーです。とても綺麗でかっこいいですね。アッシュ系はメンズにもかなり似合いますし、むしろメンズにおいてはアッシュ系の寒色系がかっこいいよね、と確信しております。


こちらは明るめのアッシュベージュです。ブリーチなしでもこの明るさくらいは簡単でしょう。明るめのほうがやはり色味自体はやや薄くなってしまいますね。

メンズの場合の特徴と僕の考え


メンズの場合、だいたいの方が髪が短いスタイルですよね?正直、傷みやダメージは気にならない、というか傷んでもちょいちょい切ればいいので、会社員とかでなければ僕は全然ブリーチしちゃってもいのでは?なんて思います。


こちらはブリーチしたメンズスタイルです。ホワイトシルバーアッシュカラー。めちゃんこかっこええんですね。(ちなみにレシピは、ブリーチ後→A9p:MT9p:8BV:10BV 1:1:3%:7%)

ブリーチなしのグラデーションカラー


根元は暗く毛先が明るくなっているグラデーションカラー。ブリーチなしでも出来るのか?ブリーチありと比較してみましょう。

ブリーチなしのグラデーションカラー

ブリーチありのグラデーションカラー

グラデーションカラーは、ブリーチなしでも出来ます。しかし、ブリーチしたスタイルと比べると、どうしてもコントラストの差などが顕著に現れますね。1番下のスタイルは、毛先にビビットなブルーが入っておりますが、これはブリーチしていないとこんな綺麗には出ません。

なので、例えばいつも全体一色は飽きてきて、少し変えようかなー、程度は、ブリーチなしのグラデーションカラーはオススメです。
そして、明確にグラデーションカラーにしたい!という方は、やはりブリーチしたほうが綺麗なグラデーションカラーになりますね。

ブリーチなしのハイライトカラー


細い筋状の線を全体、もしくは部分的に入れたハイライトカラースタイル。ブリーチなしだとどのようになるのか。ブリーチありと比較してみましょう。

ブリーチなしのハイライトカラー

ブリーチありのハイライトカラー

ブリーチなしのハイライトは用途によっては全然アリですが、ハイライトが入ってるかどうかは正直あまりわかりません。ブリーチありですと、筋感、透明感、色の強さなどがとても強く出ますね。
僕は、ハイライトを入れるのであれば、ブリーチありがオススメです。初めて染める方でも、一度の施術でとても綺麗に仕上がるでしょう。

ブリーチなしで出来る明るさの限界は?


ブリーチなしでカラーを行う場合の1番明るいレベルはどのくらいなのか?それは14レベです。もちろん個人差、そしてカラー剤にもよりますが、基本的に14レベルです。カラーのレベルは、1からスタートし、20まであります。1が死ぬほど黒くて、20がほぼ白です。日本人の地毛である黒髪のレベルは、だいたい3〜5レベルです。

そして、こちらがブリーなしで1番明るく染めた14レベルのアッシュベージュです。
ブリーチなしで出来る限界の明るさで再現したアッシュベージュ!

この明るさより明るくしたい場合はブリーチが必要ですが、これと同じくらい、もしくは暗いスタイルがご希望の場合はブリーチなしで良いでしょう。

ブリーチなしでアッシュに染まりやすい髪質、状態、黒髪からは?


ブリーチなしで染める場合、染める前のベースがかなり重要になってきます。もちろん、これを見ているあなたは、まだ染めたことのない、地毛である黒髪の方も多いかと思います。染まりやすい髪質、状態含め、黒髪から染める場合も解説していきます。

ブリーチなしでアッシュに染まりやすい髪質、状態

染まりやすい髪質は、細毛、軟毛。地毛が明るい方も染まりやすいと言えるでしょう。
状態は、すでにカラーを繰り返しており、明るくなっている状態。さらに、その明るくなっている状態から暗くする場合が、1番アッシュが入ります。ここ、かなり重要です。
つまり、もともとの髪質が細毛軟毛で、カラーを繰り返してすでに明るくなっており、暗くする場合が最上級に綺麗に染まります。

こちらはその状態から染めたアッシュグレージュです。ご覧の通り、とても綺麗に染まっております。

ブリーチなしでアッシュに染まりにくい髪質、状態

逆に、染まりにくい髪質は、太毛、剛毛になります。固くてしっかりしている髪は、赤みが多く含まれており、ブリーチなしでアッシュにするにはやや難しいと言えます。
さらに、染まりにくい状態としては、黒染めをしている場合はめちゃくちゃ染まり辛いと言えます。
ですので、太毛剛毛で、黒染めをしている場合は、とても染まりづらい、ということになります。
しかし、太毛剛毛の方でも、繰り返しアッシュに染めていけば、ブリーチなしでも必ず綺麗なアッシュになりますので、ご安心を。

黒髪からでも出来るの?

では、黒髪から染める場合どうなのか。全くアッシュにならないのか?と思うかもしれませんが、黒髪からの場合は、髪質、つまり素材にかなり左右されます。上記したように、細毛軟毛ですと黒髪から1回のカラーで赤みのない綺麗なアッシュになる場合もあれば、太毛硬毛だとブラウンになってしまう場合もあります。

こちらは黒髪からブリーチなしでアッシュにしたスタイルです。とても綺麗に染まっております。

黒髪からブリーチなしでアッシュグレーカラーに染めたお。

ブリーチなしで染めたアッシュの色落ちの仕方


染めた後はどんな感じなんだろう?と気になるのは当然ですよね。ブリーチなしでアッシュに染めた直後から1週間毎に色落ちの経過を観察し、さらに色持ちをよくする方法も一緒にご紹介していきます。

色落ちの経過模様

こちらのカラースタイルで色落ちの経過を見ていきます。染め上がりは12レベルの明るめのアッシュグレージュです。


左から右に向かって一週間ごとの経過写真です。

染めた直後に比べ、やや明るくなっていることがわかります。染めてからの1週間がとても色落ちが激しく、徐々に緩やかになります。3週間経てば、ツヤもなくなっていることがわかります。

色落ちの仕方・結論

アッシュは色持ちがよくないのが特徴です。状態や暗めか明るめかによりますが、持って3週間、4週間程度です。
オススメは、この4週間周期でアッシュを染め続けることです。この期間で染め続けると、アッシュが完全に抜け落ちる前にアッシュを補充出来るため、どんどんアッシュが濃くなり、色持ちがよくなり、色落ちしても赤みやオレンジ味は一切出なくなります。
しかし、月一カラーするのが難しい場合もあるでしょう。しかし、2ヶ月以上経つと完全にアッシュが抜け落ちてますので、可能でしたら2ヶ月以内の周期で染め続けるのがオススメです。

アッシュカラーの色持ちをよくする方法

まずは、染めた日、染めた翌日などにシャンプーをしないこと。染めてから10日程度はカラーの結合が安定しないためです。あまりゴシゴシ洗わずに、優しく洗ってあげましょう。
そして、1番重要なのが、シャンプーの質です。市販の洗浄力の強いものを使うとアッシュの流失も激しいです。美容院専売のアミノ酸系シャンプーなどを使用し、流失を抑えるようにしましょう。基本的に、シャンプーで洗うことによって色は落ちていきます。
そのほかに、紫外線、海水、プールの塩素も色落ちを促進させます。

市販のアッシュ系カラー剤ってどうなの?ブリーチなしでも出来るの?


市販でもブリーチなしで綺麗なアッシュに染めれたらそれに越したことはないですよね?ということで、簡単にサロンカラーと市販カラーの違い、メリットデメリットを書いていきます。

市販カラー剤のメリット

  • 圧倒的に安い。¥1,000前後の値段で染められる。
  • 自分の好きなタイミング、時間で染められる。
  • 予約、来店の手間がない。

市販カラー剤のデメリット

  • 希望の色味にならない。
  • 綺麗な色にならない。
  • ダメージが大きい。
  • ムラが出来る。
  • ツヤがなくなる。

僕は美容師ですのでもしかしたら偏った意見になってしまうかもですが、やはり市販のカラーで綺麗にブリーチなしでアッシュを入れる、というのはかなり難しいと言えるでしょう。コスパや時間の使い方としては市販のカラー剤のほうが優れています。しかし、市販のカラー剤は、誰でも染められるように強いパワー設定になっており、それがダメージに繋がり、ツヤも失われます。
そして、トラブルやハプニングも多いです。自分で染めるとなるとかなりムラになります。黒染めやブリーチなど、塗布ムラが顕著に表れやすいものなどはひどくムラになり、後日美容院で直そうと思っても修復不可な場合も多々あります。

ブリーチなしアッシュカラーのまとめ


いかがでしたでしょうか?ブリーチなしでアッシュに染めるイメージは湧きましたか?
アッシュとはヘアカラーの中でも人気があり、そして難しい色味です。なかなかブリーチなしでは難しい場合もあるし、一回で染まらない場合もあります。しかし、状態や場合によっては、ブリーチしなくともとても綺麗なアッシュに染められる、ということもわかっていただけたと思います。
日本人の髪の地毛のほとんどは黒髪で、赤みが強く、普通の茶髪になりがちです。そこでやはり、周りとは違う、透明感もあり柔らかさもあり、透き通ったヘアカラーの「アッシュ」にしてみてはいかがででしょうか?

※この記事は2019年11/3に追記しました。

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