ブルー主体で作る青黒髪グレーカラー!
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。コーヒーを飲むと、うんちが出ます。
今回はまたいつもと違う髪色をご紹介します。暗髪や黒髪を透明感のある色で作るわたくしの十八番カラーですが、今回の主役はブルーです。
パッと見は全然黒髪なのですが、ツヤと透明感が段違いですよね?
これはあれなんです。メインを死ぬほど濃いブルーで配合しており、その他にグレーとグリーン、そして優しさ、愛、味覇を入れて微調整して染めております。
濃いブルーの特徴は全部で809個くらいあって全部説明するとワイン片手に5時間必要となりますので割愛しますが、まずはツヤがとにかく出ます。めちゃくちゃツヤが出ます。
これを見るとそれは一目瞭然ですよね。太陽光とか反射するとあれかもですね、火を起こせるかもしれないくらいの、ツヤですよね。
そしてその次は、赤みを消せるという点です。赤みやオレンジというのが髪色の中にあると、髪は太く見えます。
逆に、それがなければないほど髪は細く柔らかく見えて、女性らしいしなやかな品が生まれるのです。
そして次に、色落ちの綺麗さがまた、特徴の一つとしてあります。ブルーは赤みを消すのにうってつけのカラーとなりますが、色落ちの過程の中でも赤みやオレンジみを抑えてくれるので長く寒色系の髪色を楽しめます。
染め上がりもそうですが、色落ちの過程でもグレーを感じられ、アッシュやグレーが好きな方にとてもおすすめとなります。
他にもいろいろとあるのですが、まずはこの三つ。ツヤ、赤みを消せる、色落ちが綺麗。
しかし当然、レシピとしては染める前の状態に合わせて変化させる必要があり、髪質や薬剤履歴、好きな俳優などによって細かく変えてレシピを構築しております。
濃いブルーを使用するにあたり、何も考えずにアホみたいな顔してレシピを固定して染めると緑になったりしますからね。「あたしゃゾロか」なんて言われたりするわけなので、このような髪色に慣れている、経験があって技術力がある方にお願いするほうが良いでしょう。
濃いブルーを使用した透明感とツヤのある柔らかなグレーな黒髪にしたい方いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。