インナーカラーバイオレットとハイトーンベージュカラーのコラボレーション。
全国猫舌選手権大会で、3位入賞した楠本真澄です。原宿、表参道で美容師をしております。今回、NICEなインナーカラーと、Greatなベージュカラーを組み合わせたので、ご紹介致します。
ブリーチインナーカラーで鮮やかなペールバイオレットに。
インナーカラーとは、ヘアスタイルの内側のみ別の色にしコントラストの差をつけるカラースタイルです。
多くの場合、内側をブリーチをし、そこに様々なカラーを施すのが一般的だろう。僕も今回、そのようなカラーを施した。
ポイントとなるのは、やはりブリーチ。
綺麗にブリーチ出来ていないともちろんダメだし、様々なヘアスタイルによってインナーカラーの幅を決めなければならない。また、そこに施すカラーも、重要だ。そしてやはり、それはセンスによるだろう。
そのセンスこそが大事であり、とても大事なのだ。
僕はそのセンスを磨くために、鍛錬を積み重ねた。
雨の日も風の日も、雪の日も、まいやんの卒業が決まった時も、修行に明け暮れた。
すると、次第にNICEなカラーが仕上がっていき、たくさんのお客様を笑顔にすることが出来た。
僕は嬉しさのあまり、お尻がふたつに割れた。
こちらをご覧ください。
パッと見は、通常のカラースタイルだろう。ベースカラーは、そう、みんな大好き、ハイトーンベージュカラー。全国の猫100匹に聞いた「ご主人にやって欲しいカラースタイルは?」のアンケートに対し、一位「ニャー」二位「ニャニャーン」に次ぐ三位に「ハイトーンベージュカラー」が入っている。そのくらい人気のカラーなのだ。
そして、よく見ると、ヘアスタイルの裾のほうに、一際美しいカラーが隠れているのがわかる。
めくってみると、
にゅあぁぁああああああぁん!!!!
なんという美しいカラー。とても綺麗に、しっかりと入っています。
僕のインナーカラーは、鮮やかに発色させるのはもちろん、ペール系も得意です。そして、色持ちをかなり意識しています。どのくらい意識しているかというと、朝寝ぼけてうんちをしている時ですら、「色味ちをよくしたい」と思っているということ。
今回のバイオレットはそこまでビビット過ぎず、ほんの少し柔らかさを残したいというオーダーでしたので、このようなカラーにしました。
何か変化を求めている方、よかったらぜひ、お試しあれ。