グランメゾン東京の木村拓哉さんのパーマヘア完全再現したンゴ
「一杯だけ飲んで帰ろうて言って朝まで行ったことある奴選手権大会」で9連覇中の楠本真澄です。美容師やってます。
観てましたよね?グランメゾン東京。
僕は毎週毎週楽しみで、楽しみ過ぎてお尻が二つに割れるくらい楽しみだったんですが、今回は主演の木村拓哉さんのパーマヘアを完全に再現したので軽くご紹介致します。
今回、写真が仕上がりしかないのですが、割とバッサリとカットし、そして、強めのパーマをかけました。
お客様のオーダーは、
- グランメゾンのキムタクヘアにしたい
- 直毛なので、かかりにくいかもなので、上手くかけて欲しい
- 出来ればフレンチの三ツ星を狙いたい
- 車庫で寝るのは嫌だ
そんな感じです。
今回の尾花夏樹を演じるかっこ良すぎる木村拓哉さんの髪型は、いくつかポイントがあります。
- サイド、後ろは刈り上がっている
- フロント、前髪あたりに一番重みがある
- サイドは割と上までグラデーションに刈り上げ、徐々にソフトにしていく
- マグロの火入れに苦戦する
そんな感じでした。
この髪型自体は全く流行っているものではなかったのですが、さすが木村拓哉。一気に流行りましたね。
サイドはかなり短く、フロントに厚み。これ自体は中々ないヘアスタイルで、大袈裟に言うとリーゼントのような切り方をします。
そして、ややしっかりめにパーマをかけるのですが、弱過ぎるカールやリッジですといけないし、かといってめちゃくちゃ強くかけるわけでもないけど、細かいリッジが必要に。
そして、サイドの巻きにくい短いところですが、ロッドで上手く前盛りしやすいように、計算して巻かないといけません。割と難易度ですね。刈り上げ部分と上手く繋げることも意識します。
そして、1番大事なのは、グランメゾン東京をちゃんと観て、感動し、キムタクまじかっこいい、というような感性が大事なのです。手長海老のエチュベ、ナスのプレッセ、鹿ロースのロティ、山羊のミルクのババロア、、、それらの料理を妄想し、味わい、感動することが大切なのです。
なので僕は、パーマをかけている間、ほとんどパーマのことしか考えていませんでした。
仕上がりは、こんな感じです。
いい感じです。
スタイリングも簡単です。久々に俳優さんや女優さんの髪型を完全再現、みたいなことやりましたが、とても楽しいです。みなさんも、よかったら、やってみてください。
キムタク、本当かっこいいンゴね。