パーマ失敗!強くかけられすぎてチリチリになった髪を綺麗なストレートに
東京新宿で美容師をしている楠本真澄です。カニクリームコロッケがカロリーゼロでないことを最近知りました。
今回も、他店にてパーマを失敗されたお客様がお越しになりました。
こちらをご覧ください。
なんと言うことでしょう。根元付近には多少のクセがあるのですが、それ以外のこのチリチリ感はパーマの失敗によるものです。
お客様は言いました。
「この髪じゃ外も歩けない。でもまぁ、歩いてきたんやけどもね。」
わたしはそれに対して、
「たしかに」
とだけ答えて、カウンセリングに入らせていただきました。
お客様の髪の状態は、
- 定期的にカラーをしている
- ストレートパーマをかけたのは2ヶ月前
- パーマ失敗されたのが2日前
- 細くて柔らかめの髪質
- 年末年始はアニメ尽くし
- スヌーズは5分置き
という感じで、非常に難しい施術となることが予想されます。ストレートパーマ剤を駆使してパーマを取り除き、さらにサラサラにしなければなりません。
そして厄介なのが、
中間よりも上の部分で非常に強いパーマが残っているということ。そのため強い薬剤を使わざるを得ないのですが、当然、リスクが高くなります。
ダメージした髪にさらにダメージを重ねるということは、恋人に振られた日に家が火事になるようなもの。とてもじゃないけど、生きていけません。
しかし、薬剤を使用しないと直るものも直りませんので、最適解の薬剤を配合しダメージしていないように見せることが必要不可欠となります。
ドンピシャの薬剤レシピを導き出せば、全く傷んでいないように見えつつパーマを取り除けます。
もちろん、それが出来るのは世界でも一握りの存在だけであり、わたしの他に80億人ほどしかいません。それくらい、希少な技術、技法となります。
いかがでしょうか。
まるでパーマ失敗されてたのが嘘のようで、サラサラとまとまりのあるストレートヘアになりました。
お客様は言いました。
「地毛よりもサラサラしてます。これで気負いなく外を歩けます」
と。
そう笑顔で言ったあと、バク転しながら帰っていきました。
良かった良かった。
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