ブリーチ毛にデジタルパーマをかけ盛大に失敗した髪をサラサラに。
今回は、ブリーチしている髪にデジタルパーマをかけたら失敗されチリチリというかジリジリというかとにかく大変なことになっている状態の新規のお客様からSOSがあり、僕の愛と優しさと少しのもどかしさでサラサラに直した技術をご紹介致します。
ブリーチした髪にデジタルパーマをかけたら失敗した。それを髪質改善ストレートで直します。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。フランス語にイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ギリシャ語、中国語、さらにアラビア語、その他多くの言葉が、しゃべれません。日本語オンリー。イェー。
ある天気のいい昼下がり、雲ひとつない空を眺めながら、1:9の割合で仕事のことと綺麗な女性のことを考えていた。
「ナタリーポートマンて、綺麗だな。」
そう思ったのも束の間、僕の携帯が鳴る。
「ブリーチした髪にデジパしたら大変なことになりました。助けてちょんまげ。」
簡単に言うとそのようなLINEが来ました。
僕は、パーマやデジパの失敗した髪を幾度となく髪質改善ストレートで直してきた。
パーマ失敗されて直したい方へ!原因と改善策&対処法を解説!!
毎日とは言わないが、パーマを失敗された多くのお客様が、死にたいという面持ちでお越しになる。
死にたい、というか、旅立ちたい、という感じですね。
僕は今まで、様々なパターンの方を直してきましたが、その中でも難しいとされる状況があります。
それが、ブリーチ毛×デジタルパーマ。
これがね、まぁ、ほんま、むずいねん。
ブリーチ毛にデジパなんてそれはまぁ厳しい結果にならざるを得ない、というか、相当な技術と経験、知識がないと上手くかからないのが現状です。
まぁ、失敗したのは仕方ない。
僕の髪質改善ストレートでササっと直して、、、ておばかたれさん。
ブリーチ毛ってのがかなり厄介で、そこにパーマがかかっているというのは、例えると、知らない他国の土地で携帯、財布、身分証、知り合い、が無く、言語も話せなくて、マフィアちっくな奴らに絡まれてる、的な状況です。
ほんま、どのくらい難しいかをめっちゃ説明したいのですが、説明し出すと左手にハイボール、右手にいぶりがっこで6時間半は時間を要すので、盛大に割愛します。
まぁ、こちらをご覧ください。
ね?きついよね。
あんまりよくわからない、って方は、濡らした後の状態を見るといいでしょう。
いや、どないなっとんねん。クルクルやないか。
案の定キツめにかかってたブリーチ部分のパーマ。
パーマを取り除くことに専念しそれなりにパワーのある薬剤をつかうと、傷みが盛大に蓄積されさらにチリチリになることでしょう。
しかし、その傷みを考慮するあまり優しい薬剤で改善しようとすると、今度はパーマが取り除かれない。
あっちを立てればこっちが立たず、こっちを立てればあっちが立たず。
つまり、その二つのことを考え最適な薬剤の選定をしなければならないのだ。いや、ならぬ、のだ。まぁいいや。
そんなこんなで、とにかく集中しまくった僕は、うまく髪質改善ストレートパーマをかけることが出来ました。
とても綺麗ですね。
この仕上がりですが、乾かす際にブローはせず、手で乾かしただけです。アイロンも使っていません。
難しい難しいと言っておきながらあっさり仕上がったんやね、と思うのでしょうが、そんなあなたにはとんがりコーンを鼻の穴にブッ刺しながらこう言うでしょう。
普通に集中し過ぎて、チャック開いとることに気がつなかったんだぜ!!
ぜひ、ご参考くださいませ。