デジタルパーマ失敗し広がりまくった髪をサラサラのストレートに直す方法!
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。先日、小型犬と指相撲して負けました。
今回は、デジタルパーマがうまくかからずに広がってしまっている髪を、綺麗なストレートに直す施術をご紹介致します。
デジパ失敗毛をサラサラのストレートに!
さらに今回は、一年ほど前に縮毛矯正をかけているということだった。
お客様は、僕と初めて会ってからすぐに、こう言いました。
お客様「、、、デジパ失敗してもた、、、広がりまくってしもた、、、嫌だん、、、」
僕「お任せください。その広がりを、直すために僕は、生まれてきたのですから。」
お客様「ちょっと何言ってるかわかんない。」
僕「わかる。」
お客様「このまま直らなければ、、、ミニチュアダックスフンドに乗られて死にたい、、、」
僕「、、、、、かすり傷にも、ならないかと。」
お客様と僕は、そう微笑みながら、施術に取り掛かかった。
お客様の髪の状態は以下のようになっていた。
- 1週間前にデジタルパーマをかけた
- 1年前に縮毛矯正をかけた
- カラーはしていないがダメージはしている
- 傷みやすい髪質
- いいかげん海外旅行に行きたい
- 根本からクセがある
という感じだ。
縮毛矯正していてデジタルパーマをかけているということは、なかなかのダメージを負っているということは想像は容易につくだろう。
そして、デジタルパーマがうまくかからずに広がってしまうのも無理もなく、髪質的にもパーマは難しい。
僕は、この状態の髪にさらに「髪質改善ストレートパーマ」をかけます。一見、それは多大なるダメージを負っているのにも関わらずさらに薬剤を投与するという、例えるならアンジャッシュの渡部がこの期に及んでさらに不貞行為を繰り返すようなものであり、とても無謀だ、という意見もあるだろう。
しかし、この状態を脱するにはその方法しかなく、そしてかなり高難度な技術が必要不可欠である。
一瞬の判断ミスが命取りとなり、最悪丸坊主になるかもしれないし、一生「高野豆腐」しか食べられない身体になってしまうかもしれない。
僕の集中力は、増しに増した。素早く手を動かし、適材適所に薬剤を塗布する。考えていることは、常に、どうやれば綺麗な状態に直せるのか、いかにダメージレスで施術を終えれるか、今日の晩御飯は何を食べようか、ということを頭の中で早いスピードで巡回させた。
僕の施術は、いつも通りだが、高い集中と確かな技術を用いて、終わりを迎えた。
こちらが、仕上がりです。こちらの状態は、サッと乾かしただけの仕上がりになり、つまりはお客様がご自宅で乾かしてもこのツヤとまとまりが生まれる、ということになる。
そう。そうなのだ。これが世界平和であり、国境のない世界であり、笑顔の絶えない日常なのである。
同じお悩み持っている方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。