ハイトーンなアッシュベージュカラー!もちろんブリーチなしです!
東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。全国猫舌選手権でベスト4に進出したことがあります。
今回は久しぶりにハイトーンなカラーをご紹介致します。
その名も「アッシュベージュカラー」下から読んでもアッシュベージュカラーでお馴染みですね。
「たまに明るくしたくなるんだよね、私」
そう。あなたはたまに明るくしたくなるんです。何かがあった時だったり、なにもなかった時だったり。
明るくしたかったら、どうすればいいのでしょうか?
答えは、
「明るくすればいい」
それだけのこと。
そして、明るくする時に気をつけたいことが全部で568個あるのですが、全部説明してたら朝5時まで赤ワイン(フルボディ)片手に語り合わないといけないので今日は1つだけお伝えします。それは、
- 明るくする時は赤みを消すレシピ
- 明るくする時は色が入りづらい
- なので濃い色素を入れる
- しかししっかりと明るくもさせる
以上のことに気をつけて施術を進めます。
カラーというのは奥が深いもの。意外と難しいのが実はトーンアップ、明るくするカラーになります。
思ったより明るくならなかった。根本だけが異常に明るくなった。毛先のほうが暗くなった。思ったより色が入らなかった。思ったよりうんちが漏れた。等々、さまざまな失敗が存在します。
髪質、そして状態によってカラーレシピというのはかなり変化します。というか、させなければいけません。そうしなければ、根本から毛先まで、均一な明るさ、均一な色彩は実現出来ないからです。
つまりそれが、相対性理論になります。

極上のトーンアップをしたい方は、ぜひお任せを。
ちなみに、こちらのお客様は縮毛矯正をしております。根本8センチ意外は縮毛矯正毛なのですが、カラーリングをする際、縮毛矯正毛のところは違うアプローチでカラーレシピを組まなければいけません。
縮毛矯正やストレートパーマ、デジタルパーマなどの熱処理が加わる施術の履歴がある方は、注意する必要があります。

こちらのお客様の場合も、実は非縮毛矯正部分と縮毛矯正部分、つまり根本8センチとそれ以外の部分とでは、全く違うレシピ構成になっており、しかし仕上がりは均一な仕上がりになるという、なんていうか、これこそがプロフェッショナルであり、ワルシャワ条約機構であり、48時間煮込んだ牛スジカレーになります。

これから季節は寒くなっていきますが、明るくしたかかったら明るくしていきましょう。