やっぱりグレーって素敵。グレーだったらお任せあれ。ほんと。

東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。「何も考えていないようで本当に何も考えていない奴選手権」で準優勝したことがあります。
あいも変わらずグレーが大好きなわたしですが、ついに自分の口からも言っちゃいますが、グレー、極めてきたかもしれません。
普通、美容師が使うカラー剤のメーカーは、一社、もしくは多くて二社ほど使うわけですが、わたしはアッシュ系、グレー系のカラー剤を、4メーカーから取り揃えており、状況によって使い分けています。他の美容師からすれば「そんな必要ないっしょ。そんなことよりあなたとても撫で方だね」となるわけですが、発色というのは本当にカラー剤によって違い、場面場面で使いわけるのがわたしのこだわりです。撫で肩なのは認めます。
グレーというのは無彩色であります。彩度を限りなくゼロにしながら発色させるというのはとても難しく、本棚の整理をしていて途中で漫画を読み込んでしまうことを避けることよりも難しいとされています。
しかし、わたしはそれをやるのです。なぜ出来るのか?それは自分でもよくわかりません。
それでもやはり、技術をとにかく磨き、経験というのがここにきて活きてきたということを実感しています。
そして今回も、例に漏れずまた美しいグレーを仕上げさせていただきました。
なんと美しい髪色なのだろう。これで街を歩けば胴上げされること間違いなしです。
わたしもお客様も興奮してしまい、ロボットダンスを小一時間踊りました。
もちろんこちらも、ブリーチなしでございます。
よかったらぜひお試しあれ。