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【パーマ失敗】細かくかかってソバージュになってしまった髪をストレートヘアに

わたくし、東京新宿でフリーの美容師をしている楠本真澄です。阿佐ヶ谷姉妹は実の姉妹ではない、ということに驚愕していました。

今回は、死ぬほど細かくかかってソバージュになってしまった髪をサラサラのストレートヘアに戻した施術をご紹介致します。

パーマ失敗でソバージュに!ストレートに戻す方法

パーマというのは、とても失敗しやすい施術です。髪質や状態をしっかり見極めて施術を行わないと、大変なことになったりします。

こちらをご覧ください。

根本から細かくパーマがかかってしまっています。ちなみにこちらの状態は、アイロンなどで一生懸命お客様が伸ばした状態になります。それでも、このくらい残ってしまっており、もしそのようなアイロンなどしなければ、「森ですね、ほぼ」とお客様はおっしゃられておりました。ソバージュを超えて森ということですね。熊とか出ないかしら。

細かくかかったパーマほど厄介なものはありません。もちろん、トリートメントなどでは到底直りません。これは、薬剤のパワーが必要になりますし、自然治癒的なものも期待出来ません。

間違いなく、ストレートパーマの力が必要になります。

もちろん、勘のいいあなたはお気付きかと思いますが、「すでに激しくかけたパーマで傷んでいる髪にさらにストレートパーマの薬剤を投与してもいいの!?不安で朝も起きれないわ!」と嘆いていることでしょう。そんなあなたに言いたいことが二つあります。それは、多少のリスクを取らないと直らない、そして、それを言うなら夜も眠れない、です。

細かければ細かいほどパーマは落ちにくい、ということが僕の経験上実証されております。それなりのパワーが必要になることでしょう。

さらに傷むのではないか。とあなたは不安なことでしょう。実際のところ、毛髪内ではさらに傷んでいます。これは確実なことであり、「ラーメンは太る」以上に確実かもしれません。

しかし、しかしなのです。見た目が傷んでいないほうが、500倍、いや200倍、いいや、100倍大事ではないでしょうか?

この状態というのは素人目でパッと見でも「傷んでいる髪」と判断されますし、「綺麗な髪ではない」と100人中105人がそう判断します。

ダメージレベルというのは、ナノレベルで判断するものではなく見た目や手触りで判断するものです。ナノレベルで判断するのは我々美容師であり、僕はさらにミクロ単位で判断します。たぶん。

とにかく、見た目を綺麗にしよう!というのが大事なのですね。

いかがでしょうか。パッと見で綺麗な状態になりました。薬剤はしっかり使用しております。しかし、とても綺麗になっています。お客様は言いました。「パーマをかける前よりも綺麗かもしれぬ。」と。

ナノレベルでは、さらに傷んでいます。しかし、それはナノレベルの問題であり、見た目、そして手触りはさらに綺麗に蘇生したような髪に生まれ変わりました。さらばソバージュ。グッバイソバージュ。アディオス、ソバージュ。

同じようのお悩みの方いましたら、ぜひ。

 

 

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