ブルーバイオレットのフェイスフレーミングカラーであなたの心はフィラデルフィア
東京新宿でフリーの美容師をしている楠本真澄です。なで肩でリュックを背負えないのが悩みです。
今回はフェイスフレーミングカラーです。泣く子も黙るフェイスフレーミングカラーとはいったいなんなのか。なぜかわいいのか。なぜ人は二日酔いになるまで飲むのか。解説しましょう。
ブルーバイオレットのフェイスフレーミングカラー
フェイスフレーミングとは、デザインカラースタイルの一種であり、近年めちゃくちゃ流行っているカラースタイルになります。顔周りを囲うようにブリーチし、そこにさまざまなカラーを入れていきます。
しっかり色を入れたい、鮮やかに入れたい、薄い色を入れたい、ブロンドのようにしたい、猫を飼いたい、様々な色を楽しめ、個性を出しやすいスタイルなのが特徴です。
フェイスフレーミングカラーをするには、ブリーチやデザインカラーが得意な美容師にお願いするのが良いでしょう。ブリーチは技術の差がハッキリと分かれますし、出来る色の種類も豊富です。
今回は、ブルーバイオレットという髪色にさせていただきました。それはなぜか。
お客様のオーダーが、そうだったからに他なりません。
バイオレットでもなく、ブルーでもない、ブルーバイオレット。カレーでもなく、トンカツでもない、カツカレー。刺身でもなく、ご飯でもない、海鮮丼。チキンライスでもなく、たまg、、あ、もういい?
とにかく、シンプルな単色もいいが、ブルーバイオレットという両方のポテンシャルを生かした色もとても素敵なんです。
バイオレットが強めではありますが、ブルーの良さも出ており、間違いなく今年のレコード大賞に輝くスタイルとなります。
ブルーバイオレットの素晴らしさは、その色の美しさだけではありません。
色落ちがとにかく素晴らしいんです。色落ちの過程というのはとても重要であり、正直ジャニーズのゴタゴタよりも重要だと思っている人がほとんどであります。染めたその日から徐々にシャンプーなどで色落ちしていくのですが、その過程が日々お客様が過ごされる日常ということになります。つまり仕上がりではなくその後の色落ちのことまで考えるのがプロの仕事であり、レコード大賞受賞たるゆえんなのです。
今回のブルーバイオレットカラーの場合、まず薄いブルーバイオレットになっていき、シルバーが混ざってきます。徐々にシルバーが強くなり、薄いホワイトシルバーになって、最終的にはお尻が二つに割れます。
仕上がりだけでなく、その色落ちが素晴らしいのもブルーバイオレットの特徴でしょう。
よかったらぜひ、お試しください。