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前髪の生え際のクセを矯正!ぱっくり割れる生え癖の矯正方法とは?

わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。二度寝が得意です。

前髪がパックリ割れてしまう!どないしよ!とお悩みのあなたのために、薬剤を使用した前髪の生えグセの矯正方法をご紹介いたします。ストレートパーマの薬液を使用した方法になりますので、プロの方、例えば僕なんかにお任せすることをおすすめします。

目次

生え際のクセ、生えグセとは?

毛髪というのは、単純に生えているわけではありません。人は必ず「つむじ」というのがあり、「髪が生えている方向」というのが存在します。そしてこれを「毛流」と呼びます。毛流は人それぞれですが、だいたい8〜9割の方はつむじを軸に時計回りに生えております。

例えば、こうは思ったことはないだろうか?自分の髪の左側のほうがスタイリングしやすく、まとまりやすい。逆に右側は、ハネやすくてまとまりづらい。アイロンで巻いても取れやすいし、言うことをきかない。それらは基本的に、「毛流」によるものに起因します。

時計回りに生えていますので、左側はやや前めに素直に真っ直ぐ髪は降ります。しかし、右側は後ろ向きに生えていますので、髪は後ろに行こうとします。その生え方が、右側だけハネさせたり、まとまりづらかったりする要因になります。

では、前髪の生えグセとは。生えグセとは、「生え癖のクセ」になります。髪の毛が生えている際、つまりアウトラインというのは、毛流が激しく変化する傾向にあります。人それぞれその強さや種類は変化し、場合によってはかなり扱いづらくなることでしょう。

それは前髪だけではなく、襟足にもそのような傾向が現れることもあり、多くの方が悩みに悩んでおります。

髪が生えているアウトライン、生え際は、毛流が変化しやすいと先程ご紹介しました。つむじから周る通常の毛流に反し、突如として現れたイレギュラーな毛流がぶつかり合い、その影響で生えグセが誕生してしまうのです。おめでとう。

その毛流同士のぶつかりが生えグセとなり、前髪がパックリ割れてしまったり、跳ねたりする原因になります。

生えグセをストレートパーマで矯正する方法

ここからは僕個人の技術となり、素人の方がやっていいことではありません。必ず、プロの方にご相談しましょう。

生えグセというのは一人一人必ず違いますので、全員が全員直せる、とは言い切れません。ぺこぱかよ、と思うかもしれませんが、しかし、多くの方が実際に改善出来ております。

また、巷で溢れている「乾かし方、ブローの仕方、アイロンで伸ばす」などさまざまな生えグセ矯正法がありますが、それらで直るのであればそれにこしたことはありません。あくまで、それらでは直せない、または、直せたとしても時間が経つとパックリ割れている、というかた向けになります。

僕は、ストレートパーマの薬液をかなり細く塗り分け、生えグセがある部分に対して地肌付近から塗布します。多くの場合、生えグセはジャンプしているような、跳ねている場合が多いのですが、その膨らみを抑えるように塗布します。

そして、その後アイロンなどをし矯正します。かなり繊細な技術になります。僕もかなり集中します。決してガッキーと飲みに行く妄想なんてしてません。

言葉で言うと簡単かもですが、薬剤の選定は髪質やクセの強さによって細く変えなければなりません。もし少しでも選択を間違えると、逆に扱いづらくなったり、根本から折れてしまうことだってあります。

しかし、ストレートパーマの薬液を使用した矯正方法ですと、確実に生えグセにアプローチでき、さらに持ちもかなり良く、生えグセを矯正するのにはこの方法が最適だと僕は考えます。

実際の施術事例

まずはこちらをご覧下さい。

こちらから見て真ん中からやや左で、前髪がパックリ割れています。こちらのお客様自身、それが悩みで毎日スタイリングに苦しみ、そのストレスで毎日9時間しか眠れないと言っておられました。

乾かし方やアイロンの仕方を工夫しても結果割れてしまい、ここの部分で分けるスタイリングしか出来なかったのだそう。

ここで、僕の生えグセ矯正ストレートパーマの出番です。基本生えグセは、生え際の、際の際に存在します。ちょうどクリップで分けとっている内側の部分に対し、アプローチしていきます。

最適な薬剤を選び、丁寧に塗布します。この時、邪念は一切ありません。決して橋本環奈とビールを一緒に飲む、なんて妄想はしてません。

そして、アイロンや2液などをして、完成です。

ご覧ください。全く割れていない前髪を。

お客様は大変満足しておられました。前髪が割れないなんて信じられない!嬉しい!とたくさん喜んでいただけたようで、帰る時はトリプルアクセルをしながら帰っていきました。

まとめ

パックリ割れてしまう前髪にお悩みの方は、ぜひ一度ご検討くださいませ。乾かし方やアイロンなどで自分で矯正出来る方はやらなくていいと思いますが、それらで改善出来ない方はやる価値はあるかと思います。

やりたい方はご予約の際に記載してください。ストレートパーマや縮毛矯正と一緒にやってももちろん大丈夫です。「生えグセ矯正ストレートパーマのみ」のメニューの際は、そうお伝えください。

また、どんな生えグセも直せる、というわけでは決してありません。場合によっては直らなかったりします。そう予測される場合は、施術をお勧めしない場合もあります。そして、こればかりは「実際に生えグセを見てみないと」判断は出来ません。確実に理想通りになる、生えグセが直る、ということは断言出来ませんので、ご了承ください。

ぜひ、ご参考、ご検討くださいませ。

 

 

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