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縮毛矯正×デジパで失敗してテロテロになった髪をストレートに!

わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。何も考えてないようで本当に何も考えてないことで有名です。

縮毛矯正毛にデジタルパーマをかけたら、、、鬼のように失敗してしまった髪をストレートに直した施術をご紹介致します。

縮毛矯正毛にデジパ!失敗した髪を髪質改善ストレートパーマで直す!

縮毛矯正というのは、強い薬剤を用いて高熱を加える施術です。デジタルパーマも、強い薬剤を用いて、高温を加えます。

二つとも同じような性質ですが、デジタルパーマのほうが高熱を与える時間が圧倒的に長いです。よって、死ぬほど傷みます。

実際に僕はデジタルパーマの施術は行っておらず、おすすめもしておりません。アイロンで巻いたほうが確実に理想のカールになりやすいためです。

縮毛矯正毛にデジタルパーマというのは、かなり危険な行為、施術にあたり、最悪の場合外を歩けなくなる可能性があるでしょう。

そして今回も同じように、縮毛矯正をかけさらにデジタルパーマをしたら盛大に失敗してしまったお客様がお見えになりました。

カールというのは存在せず、チリチリ、ジリジリになったソバージュのような状態に。

「なにをどうしてもどうにもならないぜ」とお客様はおっしゃられておりました。

例えば、何もしてない髪にパーマかけて失敗、だとまだ直せる余地はありますが、今回のように縮毛矯正もしてる、デジタルパーマもしてる、カラーもしてる、では、かなり難易度は上がります。めちゃくちゃ難しいです。どのくらい難しいかと言うと、電車の中で知らない男性に「チャック開いてまっせ」ってコソっと言うくらい、難しいでしょう。

パーマ自体はかなり強くかけられております。そしてダメージレベルとしても、トップオブトップです。

優しい薬剤しか使えませんが、それだとパーマが取りきれない。パーマを完全に取り切ろうとすると、髪がさらに傷んでしまい、まとまらない。

このような状態、施術においては、ドンピシャの薬剤を、レシピを組み合わせる必要があり、さらに髪の中で状態が異なる部分を見極め、塗布順、タイミング、スピード、置き時間、ダイレクトパス、レイアップシュート、などなど全てを高レベルでこなし、かつオーバータイムがないようにしなければなりません。

そうすることにより、

このようになることが出来るのです。

とても繊細な技術であり、かなり高い集中力が必要になります。実際に僕は、あまりに集中し過ぎて、ズボンを履いていないことに気が付きませんでした。

しかし、それらも全てはお客様のため。

無事直すことが出来て、よかったです。

同じようなお悩みある方は、ぜひ。

 

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