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前髪で跳ねて分かれてしまう生えグセを矯正するストレートパーマ!

東京新宿でフリーランスの美容師をしている楠本真澄です。名探偵コナンの黒幕は「元太」だと踏んでいます。

そこまで大きな悩みではないけど、毎日ちょっと憂鬱になる悩みってありますよね。前髪を真っ直ぐ降ろしたいけど、何故か跳ねて変な方向に流れてしまう。それはズバリ「生えグセ」というものが原因であり、今回はそれを矯正しナチュラルに真っ直ぐ降ろす技術をご紹介します。

生えグセの治し方

生えグセの治し方は大きく分けて3つあります。

まず1つ目は、「乾かし方を工夫する」です。濡れている状態から乾かし、その過程で生えグセを無くす方法になります。乾かし方ど生えグセがなくなるのであれば、それに越したことはないでしょう。しかし、湿度や汗、そして時間が経った後に生えグセが元に戻り割れてしまう、ということもしばしばあるでしょう。

2つ目は、「ストレートアイロンでクセをつける」です。細く小さなアイロンだと、根本からアプローチしやすく、生えグセを無くすことが可能です。これにはある程度「技術力」が必要になり、そして「毎日」しなければなりません。また、1つ目と同じく、湿度や汗に弱いと言えます。しかし、リスクなく生えグセを直せるのはとても良いことでしょう。

3つ目が、今回僕が行う「薬剤で矯正する」になります。根本から薬剤を塗布し、薬剤のパワーを作用させ生えグセを無くしていきます。メリットは、湿度や汗に負けずに根本から自然に降ろせる、という点と、乾かしただけでそうなる、という点です。デメリットは、施術コストがかかり、ある一定期間過ぎるとまた生えグセが出てくる、という点になります。どの程度の施術頻度なのか、ということですが、その方の髪質、クセの強さによって異なり、しかし大体1〜3ヶ月程度になるかと思います。

実際の施術事例

まずはこちらをご覧ください。

施術前の状態になります。お客様から見て右側に存在する生えグセはとても強く、めちゃくちゃしっかり割れてしまっております。

こちらが、濡らした状態です。

濡らすとさらに顕著に現れ、ジャンプしているように、跳ねている毛もあります。

それらを、薬剤のパワーで矯正していきます。

薬剤に関してですが、基本的にはそのお客様一人一人に合わせて、選定していきます。髪質、クセの強さ、方向の角度、薬剤履歴の有無、最近泣いたドラマ、酔っ払うとどうなるのか、などなどを観察、吟味し決めていきます。

生えグセではないクセがあるのか、または直毛なのか、によっても変わってきます。実は、元々は直毛だけど、生えグセだけある、という生えグセのほうが直すのは大変です。理由を説明するとワイン片手に6時間は必要なので割愛しますが、クセがあるほうが薬剤は効きます。

今回のお客様は「めちゃくちゃ直毛」でしたので、難易度は上がりました。しかし、僕はプロ中のプロ。ちょっとやそっとのことではへこたれませんし、毎晩有村架純さんと夢で会えるように祈って寝ています。もちろん、会えたことは一度もないです。

と、いうことで、いい感じに仕上がりました。

真っ直ぐに、ナチュラルな毛流れで落ちています。

内側から、矯正されております。素晴らしい。これは素晴らしい。今日はワインパーティーだ。世界中のワインを飲み明かし、シメで一蘭に行こう。

よかったら、ぜひご参考くださいませ。

 

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