デジタルパーマの失敗と強いクセで大変なことになっている髪を僕の技術でサラサラに。
今日はデジタルパーマで盛大に失敗し、さらに強いクセも残っている髪を僕の技術を思う存分控えめに駆使し、サラサラのストレートにしましたのでご紹介致します。
デジパ失敗!さらに根元には強いクセ!それをストレートパーマでサラサラに。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。1人で歩いているときは真顔なことが多いです。
いやまぁ、人生いろいろとありますが、まぁ、失敗しちゃったからには、しょうがない。かけてしまったものはしょうがない。時、すでにお寿司。間違えた。時、すでに遅し。
今回のパターンは中々複雑で、「しばらくバッグの中に入っていて久しぶりに取り出したものの複雑に絡みまくっているイヤホンのコード」以上に複雑で難しい、という結果がホワイトハウスからすでに報告がありましたが、どのように複雑なのか?というところを説明しますので目を閉じてご覧になってください。
- まず、盛大にデジパをかけ盛大にジリジリになっている。
- 毛先に向かうにつれ傷みはハンパないことに。
- 根元から中間は激しいクセが存在している。
- 子犬を飼いたい。
という状態です。
つまり、根元から毛先までクセとデジパの失敗により収集がつかない状態であり、なおかつ毛髪自体のダメージも深刻で子犬を飼いたがっている。
ということになります。
子犬の件に関しては完全に同意で激しく議論をしていきたいと意気込んでおりますが、毛髪の状態に関してはなかなか条件が悪く、僕は心の中で「これは僕の60%の力を出さないとサラサラに直らないな、、、」と確信しており、さらに心の中で言ったつもりが言葉として出ており、お客様に「120%を出せ」と言われ「御意」となりましたので、まぁ、本気を出してやっていきたいと思います。(手を抜いたことは今までで1度もないで)
今回難しいのが、
- 根元のクセが強い
- よってパワーのある薬剤を使用
- 中間〜毛先はハイダメージ
- よってパワーのある薬剤は使えず、優しい薬剤を使用せざるを得ない
- 根元に用いるハイパワーの薬剤と中間〜の境い目を上手く馴染ませる技術が必要
- 中間〜毛先は優しい薬剤を用いるが、ある程度パワーがないと逆にデジパのカールを取り除けないため、細かな薬剤選定、混合が必要。
- それをミスるとカールが残ってボサボサのまま、もしくはダメージが蓄積され爆発するか。
てな感じでまぁ難しいのですが、僕からしたらチョチョイのチョイなのです。
こんな状態から、
このようにサラサラストレートに。
仕上げの際、ブローやアイロンは用いず、乾かしただけの仕上がりです。
根元から毛先まで、均一にサラサラストレート。
よかったら、ぜひ。