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私のマットアッシュカラー。赤みが全くないカラーの秘密。

東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。重たい映画を観た後はずっとシュールな画像を見てバランスを取るようにしています。

例えばこんなやつとか。

そんなことはさておき、今日は全く赤みのないカラー、マットアッシュカラーをご紹介します。

もちろん、痛ませたくないあなたのためにブリーチなしのカラーとなります。

赤みを1番消せる色というのは、実はマットなんです。マットとはいわゆる緑なわけなんですが、なぜわたしがマットと言うのかというと、もちろん横文字のほうがカッコいいから、となります。

吉幾三もOKレッツゴーのほうがかっこいいですからね。

ブリーチなしでなるべくブリーチしたような赤みがなく透明感のあるカラーにしたい時、わたしはいくつか気をつけている点があります。

まず、センタリング、違う、カウンセリングですね。センタリングはサイドからゴール前にボールを上げるサッカーのあれですね。誰が伊藤純也かて。

まず、カウンセリングでお客様の髪質と履歴を把握しないとトークになりません。あ、話になりません。

髪は細いのか、太いのか。量は多いのか少ないのか。パーマや縮毛矯正はかけているのか。黒染めなどの履歴はないか。メラニン色素は赤なのか黄色なのか?染まりやすいのか。今日何を食べる予定なのか。スギちゃんはどこに行ったのか。

数えきれないほどの事をカウンセリングで聞き出し、最終的には「最後の晩餐は何がいいか」までを聞き出し、カラーのレシピを考えます。

わたしのお客様は100人中1309人がアッシュに染めるくらいアッシュ好きが集まります。ディズニー好きがディズニーランドに集まる率より高いとCIAの調査でも明らかになっており、今年のグラミー賞も狙えると噂もされております。

今回も例に漏れず、マットを少し感じさせるアッシュカラーにしたいとのことでしたので、オーダー通りにさせていただきます。

マットアッシュなどの色にする場合はマットを入れる量が非常に重要になってきます。マットは入れ過ぎれば黒くなったり藻みたいになってしまうし、足りなければ赤みは消せず色も乗らず茶色になるしでセンスが問われるカラーとなります。

しかし、わたしのマットを入れるセンスたるや誰もが一目を置く存在であり、あまりのセンスの良さに街を歩いていると胴上げされるレベルです。

赤みはなく、透き通るような質感。そしてツヤ。

ぜひ一度お試しいただければと思います。

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