かけたパーマを落として綺麗な状態にするには。
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。昨夜芦田愛菜ちゃんと飲みに行って奢られる夢を見ました。
パーマかけたはいいけど最近なんかパサついてきたしうまくスタイリングも出来ないしゴワゴワしてるからパーマ取りたい。けど上手く取れるのかな?と不安のそこのあなた。
今日はかけたパーマを綺麗に取ってツヤとまとまりのある髪にする施術をご紹介します。ぜひ、耳の穴かっぽじってよくお聞きください。
パーマを取るには薬剤施術が必要
薬剤を用いてかけられたパーマは、基本的に薬剤によって取り除かなければなりません。意外とパーマというものは髪に残り続けます。
髪質によっては、たとえばド直毛の方なんかは自然と真っ直ぐになっているかもしれませんが、その前にド直毛の方には基本的には上手くパーマはかかりませんのであまり少ないパターンと言えるでしょう。
こちらのお客様は、わたしがパーマをかけたわけではありませんが「パーマ取ってぇやぁ」ということでご来店いただきました。
悪くないパーマではあると思うのですが、やはりなけてからしばらく経ちパサつきとまとまりのなさ、ツヤのなさがあります。
ここから施術に入りますが、冒頭にも言いました薬剤施術となります。簡単に言うとストレートパーマ剤を使用した施術となり、工程もストレートパーマや縮毛矯正と変わりません。
変わるのは、薬剤の強弱が変わります。
すでに多大なダメージはしているので、強い薬剤は使えません。失恋したばかりの人の家が火事になる、みたいなショッキングな状態となりますので、優しい薬剤を基本的には使用します。
もちろん、その状態によって使用薬剤やレシピは細かく変わり、お客様の髪質や状態、薬剤履歴、新幹線の中でビールを飲むか否か、などによって唯一無二のレシピが完成します。
それを塗布、作用させ、途中で乾かしたりアイロンをしたり踊ったりとする中で施術は終わりを向かえるのです。
元通り「以上」の仕上がりとよく言っていただけます。
適切な薬剤を使用し高い技術を駆使すれば元通り以上の髪質、仕上がりとなるので必ず美容師選び、美容室選びは慎重かつ前向きに。
同じお悩みのかたいましたらお気軽にご相談ください。
ではまた。