ブリーチしてる髪にパーマかけて失敗された!直し方を解説します
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。本屋さんに行くと便意(大)を催すと言いますが、わたしの場合はデパートもそれが採用されます。
あなたがこのページを見ているということは、ブリーチしている髪にパーマやデジタルパーマをかけて失敗され、チリチリと言うべきか、ジリジリと言うべきか、ボサボサと言うべきか迷っているところでしょう。
チリチリかジリジリかボサボサか。それは結論、全てです。とにかく失敗されて綺麗なパーマは出ておらず、汚い状態、手ぐしが通らない状態ということでしょう。
とてもツラいですね。ツラいを通り越して、ツラたんですよね。心中お察しします。
しかし、このままでは生きていくのが辛過ぎます。
綺麗な髪とは程遠い状態なのですから、モテるものもモテず、決まる商談も決まらず、残業しなくていいのに残業する、みたいなことになるかもしれません。何言ってんだわたしは。
とにかく、どうにか直さないといけないですよね。
こちら、見てわかる通り中間から毛先にかけてブリーチをしており、そして全体的にパーマを激しくかけたところ失敗された様子です。
海蘊(もずく)かな?と思うほどの見た目と傷みとチリチリ感。誰がどう見てもなんだか変な髪になってしまっています。
綺麗な髪に戻したい。真っ直ぐにしたい。その気持ちは痛いほどわかりますが、どのようにして戻すのか。
結論、パーマが落ちるのを待つ、トリートメントなどをして直す、というのは非現実的であり、まず直りません。選択肢から除外してください。
こちらのお客様も、聞いたところによると半年以上経っているとのこと。
基本的に失敗されてチリチリになったパーマが自然に落ちて綺麗になる、ということはありません。何年経とうが、その部分が残っていれば汚い状態は維持し続けます。
また、トリートメントはあくまで手触りやツヤ、ダメージを改善するものであり、パーマを取り除いたりする作用は全くありません。
骨折した箇所に塗り薬を塗るようなもので、根本的な解決には至りません。
ではどうすればいいのか。
それは、髪質改善ストレートパーマをかける、というものです。わかりやすく言うと、優しいストレートパーマですね。
それ以外に方法はなく、かかったパーマを根本的に取り除き、さらに髪にツヤとまとまり、手触り感を与えます。
しかし、果たしてそれが可能かどうかなのですが、スーパーウルトラハイパー難しい施術になります。どんな美容師も出来る、ということはなく、数少ない技術の持ち主でないと確実にさらに失敗することでしょう。
わたしは、長年このような施術事例は数多く経験してきました。研究も自ら率先し行い、集中のあまり食事は1日4食しか取らず睡眠は1日8時間半ほどしか取らない日々が続いておりますが、研究のためなら仕方がないと思っております。
そして今回の施術は、ブリーチをしているという点が難易度を格段に上げてしまっております。
ブリーチしていない髪に対してのパーマ失敗なら目をつぶってでも施術出来ますが、ブリーチした髪に対してのパーマ失敗となると冷や汗かいてうんちが漏れてしまうほど。超高難度施術です。
これを施術して成功出来るのは全国探しても2億人くらいしかいないでしょう。
しかしわたしは、いとも簡単に成功させてしまうのです。
パーマは取り除かれ、さらにツヤとまとまりが生まれております。
「まさかここまで綺麗になると思わなかった」とお客様から毎回言われますが、わたしにとっては当然の結果なので、笑顔で「あなたの毎日がエブリデイ」と言ってお見送りしております。
超高難度施術です。同じようにこのような状態にある方は、お気軽にご相談ください。
くれぐれも自暴自棄にならず、スキンヘッドなどにしないように。
では。