ブリーチなしのグレージュカラーが愛しくて切なくて寂しくて。
今回はブリーチなしのグレージュカラーをご紹介致します。この髪色は、なんていうか、愛しく、そして切なく、時に寂しさがある、いわゆる、ちょっと何言ってるかわからない、って感じの髪色なのです。そこんところを、ゆるく説明していきます。
透明感溢れるブリーチなしのグレージュカラー。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。お尻が二つに割れているのに気付いたのは、中1の秋でした。
あなたがこの記事を見ているということは、おそらくとてもアッシュが好きで、その中でもグレージュが好きで、嵐とかキスマイよりグレージュが好きな方なんだろう。
でも僕はKinKiが好きです。愛のかたまりが好きです。そして、ゴールデンレトリバーをモフモフしたいです。
そんな感じで、グレージュカラーをご紹介致します。
とても美しいです。お客様はあまりの美しさに喜び、るんるんでバレエをしながら帰っていきました。
ブリーチなしでこのようなグレージュにするためのコツを教えます。
まず、こちらを準備します。
- アッシュ系の薬剤一式
- カラークロス ×1
- ハケ ×1
- カラータオル ×3
- 知識 ×√5
- 経験 ×Lv99
- 技術 ×Lv99
- 優しさ (ガンジー+マザーテレサ)
- 愛しさと切なさと心強さ (篠原涼子さん)
- あの初雪が降った頃の思い出 6000文字
- ビー玉 ×3
- デートでの苦い思い出 90000文字
まず、お客様の髪をチェックします。
髪質や状態を事細かにチェックし、カラー薬剤のレシピを考えます。レシピを考えるときに必要なのが、知識と経験です。これらを基に、考え、さらに攻めのレシピを考案するのです。
そして、カラークロスを優しくおかけし、ハケを使って丁寧かつスピーディに塗布します。塗布の際は、優しさがないといけません。もちろん、この優しさは、施術工程の全体に言えることでもあります。常に優しく、ガンジーとマザーテレサに負けないくらい、人に優しくしましょう。
塗布し終えたら、篠原涼子さんの愛しさと切なさと心強さを聴きながら、「あの初雪が降ったころの思い出」を書きましょう。そして、出来ればでいいのですが、篠原涼子さんの後はエグザイルのLovers againを聴きましょう。最低6,000文字ですが、書けるならもっと書いたほうがいいでしょう。僕は30,000文字書きました。
そして、その頃にはもう染まっておりますので、シャンプーをします。
シャンプーをし終わり、今から乾かすぞ、という時に、ビー玉を3つ用意します。そして、用意したビー玉をポケットに入れて、ポケットから出して、ゴミ箱に捨てましょう。この時、なぜビー玉を用意したのか?なんて浅はかな考えを持たないこと。
ブローが完了しましたら、デートでの苦い思い出を書き連ねましょう。最低90,000文字です。ちなみに僕はまだ執筆中です。
これらを全て完璧に行うと、
このような髪色に染め上げることが出来るのです。よかったら、あなたもぜひ、チャレンジして見てください。ピャハッ。