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根元だけ明るい!カラー失敗を修復する施術事例

東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。カラオケの店員さんが部屋に入って来ても恥ずかしながらも歌い続けるタイプです。

今回は他店にてカラーリングを失敗されたお客様の髪を修復したカラー施術をご紹介します。根元だけが異常に明るく染まってしまう失敗で、割と多い失敗なのではと思います。

根元だけ明るくなってしまう逆プリンを直す施術事例

基本的にカラースタイルで根元だけが明るい、というのはナンセンスであり、一般の人でも「おや?」と気づくカラーのムラと言えます。いつしかのビリーアイリッシュみたいなブリーチをして狙ったようなデザインにするのはアリだと思いますが、基本的なワンメイクカラーにおいては根元から毛先まで均一に染まっているほうが綺麗かと思います。

こちらのお客様は、前日に他店の美容室でカラーをし根元だけが明るく染まってしまい希望の色味や明るさに全くならずに落ち込んでいる中わたしの元へとお越しいただきました。

この画像でもわかると思いますが、実際はもっと根元が明るくなっています。これは明らかにおかしなスタイルです。わたしの施術で修復していきます。

お客様の履歴、髪質をまとめます。

  • 細毛軟毛
  • 暗めのカラーを2ヶ月前まで繰り返していた
  • パーマ系の履歴はなし
  • お酒を飲むとたまに記憶がない

わたしの経験からしても、根元がかなり明るく染まる状態と言えます。おそらくこれを染めた美容師は何も考えずにアホみたいな顔して薬剤レシピを選定し、何も考えずにアホみたいな顔して根元から毛先まで1種類の薬剤で塗布したのでしょう。それは失敗します。

根元と中間毛先とで薬剤レシピを変えないと間違いなく根元だけ明るくなる状態。

ここでわたしは失敗の原因を明らかにし、同じような失敗をしないようにレシピを選定します。

今回の場合、色味も不服、とのことだったので根元はもちろん中間毛先も染めます。さらに非常に難しい施術となりますが、わたしからしたら朝飯前どころか3時のおやつ前です。

根元に対しては、お客様の髪質、現状の明るさを考慮しとても濃い染料で染めます。当然、明るくなったところは色落ちも早く一旦綺麗に染まっても経過するとまた根元だけ明るくなります。それを防ぐために様々なカラーを加えてレシピを組みます。

中間毛先に関しても様々なカラー履歴を考慮しレシピを組みます。

なので、根元と中間毛先とでレシピを変えるのですが、それは全く違うレシピとなります。歴が浅い美容師がレシピを聞くと「そんなんで均一に染まるわけがない!うわぁーん!」と何が何だかわからず泣き喚いてしまう事でしょう。

しかし、そうしなければ綺麗に染まらないのです。

適材適所、という言葉に全て集約されております。

適切な場所に適切な薬剤を。

常識に捉われずに、お客様の事を考え、仕上がりはもちろんその後の色落ちのことも考える。それがわたしのカラーリング技術なのです。

ラベンダーとブラウンをやや透明感のある色味に仕上げました。

お客様はとても喜んでおられ、帰る時にはバク転しながら帰っていきました。

根元の明るさは消え、根元から毛先まで均一な明るさ、色味、透明感、ツヤになりました。不思議と均一に綺麗に染まっている髪のほうが、綺麗に見えるしお客様のお顔もより綺麗になるものです。

カラーリング技術は簡単そうにみえてとても奥深く難しいもの。美しいカラー、髪色にしたい方、ワンランク上の仕上がりにしたい方はぜひお試しください。

 

 

 

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