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メンズのダブルカラー!1回のブリーチで綺麗なグレーアッシュカラーに

東京新宿でフリーランスの美容師をしている楠本真澄です。「箱ティッシュ1枚目絶対ちぎれてしまう奴選手権」で日本2位になったことがあります。

ブリーチって、何回も必要なん?と疑問のそこのヴァナタ。あ、あなた。なるべく1回のブリーチで綺麗に、そしてダメージ最小限で染めたいですよね。今回はそんなヴァナタ、あ、あなたのためにブリーチ1回のみで染めたグレーアッシュカラーをご紹介します。

ブリーチ1回で染めたグレーアッシュカラー

ブリーチとは、髪の色素を抜く薬剤、または技術になります。ブリーチすると髪は黄色くなると思うのですが、それは黄色に染まっているわけではなく、色素が抜けて自然とあのような色になるわけです。

もちろん、ブリーチした後の抜け具合、黄色具合などは髪質によって1人1人違います。みんな違ってみんな、良い。と金子みすず先生もおっしゃられているように、髪質は1人1人大きく異なります。

基本的に、ブリーチの仕上がりというのはブリーチによって決まる、と言っても過言ではなく、ブリーチ時点でムラやリフト不足(明るくなりきれてない)があると、仕上がりはかなりクオリティダウンし、んまぁ、結果ダサくなります。なので、ブリーチで綺麗に、なるべく明るく抜きたい、ということが大事になってきます。

なので、ブリーチを2回、または3回して色素を極限まで抜く、ということが行われます。そうすることにより、どんな鮮やかな色でも実現可能になり、ホワイト系、ペール系、錦織圭などが楽しめるようになります。しかし、僕は思うのです。ブリーチを何回もすると、死ぬほど痛む、ということ。

希望の色にするか、それともダメージを減らすか、というのは永遠の議論となり、今年のG7広島サミットでも議題に上がることがわかっています。

各々の考え方、価値観がありますのでそれはもちろん尊重させていただきますが、今回は「ブリーチは1回でしくよろのよろしくのボンベイサファイア」とのことでしたので、1回のブリーチでなるべく明るくし、綺麗なグレーアッシュに染めさせていただきました。

1回のブリーチということと、お客様の髪質が固くて太い髪だったので、ややまだ黄ばみはありますが、1回にしては綺麗にブリーチ出来たのではないかと思います。

また、こちらの写真の状態はシャンプーして濡れている状態ですので、乾かしたらもう少し明るく黄ばみが少なく見えることでしょう。

この状態からカラーをしていくわけですが、この黄色みを考えてカラーをしていかなければなりません。黄ばみを取るために補色のバイオレットを使うのですが、どのくらいバイオレットをいれるのか、というのはセンスと経験、あとセンスも必要になります。

今回は10%入れて、グレーアッシュに染めてみました。

かっこいいスタイルですね。このくらいの明るさですとブリーチ1回で充分かと思います。

基本的に、ブリーチはまずブリーチの時点で綺麗でなければならず、なるべくダメージレスに、そしてカラーは補色のバランスを考えてセンスある色を配合する。というのが基本です。

メンズショートのブリーチも最近流行ってますよね。ぜひ、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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