縮毛矯正×黒暗染め履歴を均一綺麗に明るいピンクアッシュカラーにリフトアップ
東京、新宿で美容師をしている楠本真澄です。好きな四字熟語は長澤まさみです。
今回は複雑履歴を持つ髪を綺麗に、さらに均一に明るくする施術をご紹介します。
思ったような明るさにならない方へ
久しぶりに髪を明るくしようとしたら思ったような明るさにならなかったこと、ございませんか?または、ところどころ明るかったり暗かったり、色の差があったりとムラになった経験などありましたら、理由の一つとしては「複雑履歴」があるかもしれません。
さまざまな薬剤履歴は基本的には永遠に髪に残り続け、未来のカラーリングや縮毛矯正などの施術に影響を及ぼし続けることがFBIの調べで明らかになっております。
しかし、薬剤における履歴はこの時代において大多数の方が持っているものです。
そのような履歴があることを考慮し染めることが我々美容師には必要不可欠な技術となるのですが、そう、実はそれがめちゃくちゃ難しいのです。
一つの履歴ならまだしも、いくつかの種類の薬剤履歴の場合はさらに非常に対応が難しくなります。
そのような数種類に及ぶ薬剤履歴において、特にカラーリングでトーンアップ、明るくすることはとても難しく、大体の場合が明るならない、またはムラになることでしょう。
なので、そのような場合の対応が上手い美容師に染めてもらうことがとても重要となります。
そう、例えば、うん、わたしとか。
施術事例
こちらをご覧ください。

ちょっと向こう側はすでに塗布しちゃってるのですが、ビフォアになります。
状態、履歴としては、
- 2,3年カラーはしていない
- 4年前にブリーチしている
- 半年前に縮毛矯正
- 最後のカラーはおそらく黒染め
- やや二日酔い気味
という感じです。
そしてオーダーとしては、10レベルくらいに明るくしてピンクアッシュみたいな色に、とのこと。
髪の中に何層も履歴が混在しており、どのようにアプローチするべきか普通の美容師は頭を悩ませ、結果毛先は明るさが足りず中間は明るくならず根元だけが明るくなるというムラムラのムラになることで最終的には丸坊主という道しか残りません。
しかし、わたしならばいとも簡単にこの困難を乗り越えられます。

ご覧ください、このムラのない美しい髪色を。
どのようにしたかを説明しようとすると白ワイン(シャルドネ)片手に5時間は必要なので割愛しますが、わたしはさまざまな履歴に対応する技術を持っています。
もちろん、オーダーの色も理想以上の仕上がりに持ち込みます。
実はめちゃくちゃ難しい技術なのだけれど、日常の現場では数多くのお客様がその技術が必要とされていると実感しています。
ブリーチしていたり縮毛矯正していたり酸性のなんかをやっていたり黒染めをしていたりハイボールを飲み過ぎたりしていても問題はありません。

ご参考くださいませ。