ブラックブルーな髪色。
ということで、今日はブラックなブルーなカラーをご紹介致します。
黒髪なのですが、青みやグレーをとても感じる仕様になっております。黒染めをしなければいけない方、普通の黒髪じゃ嫌な方、青みが好きな方、ポメラニアンをモフモフしたい方は、おすすめです。
ブラックブルーな髪色。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。全国小ボケ選手権で、ベスト16に入ったことがあります。
なんていうか、僕は思うわけです。
普通に黒染めしたら、ダメなんだよ。と。
一般的な黒染めの薬液は、色落ち後や次明るくする際に、綺麗に明るくなれずアッシュ系などとは程遠いムラムラの濁った赤茶になる傾向にあります。
そんなん、僕、思うわけです。
あかんやん。って。
黒染めした後も、綺麗に明るくアッシュにしたいやん、って。
色落ちの過程でも、赤黒い感じじゃなくて、綺麗なアッシュとかオリーブな感じって、いいやん、って。
イルミネーションが心に沁みる非リアの方々は、そのイルミネーションになる、っていうか、夜景になる。つまり、残業をしてその室内灯がリア充たちにとっての夜景になってる、っていうことやん。来年、頑張ればいいやん。きっと、いい人現れるって。ほんまに。なんていうか。ほんま、リア充よ、滅びよ。
てな感じのカラー、ブラックブルーがこちら。
いかがでしょうか。
黒なんだけど、ブルーの質感を感じられるはずです。
実はこちらの方、今回染める前は、ど金髪でした。
つまり、ブリーチをしたほぼ金髪からのカラーになります。
生涯残る写真を黒髪で撮りたくて、一瞬だけ黒にするべく、今回このようなカラーリングをさせていただきました。
写真を撮り終えれば、また明るくしたいし、綺麗にスムーズに色落ちしてほしい、とのオーダーでした。
配合として、難しいポイントがありました。
それは、
金髪から一回のワンプロセスカラーで黒く染めつつ、その中で綺麗な色に抜けやすいように、そして早く抜けるようにする、ということ。
金髪から一回で黒髪にするというのはかなり振り幅が大きいため、通常よりもかなり濃く色の入りを促す必要があります。
それでいながら、黒染めのような濃い色素は使わず、色落ち後や次回明るくすることを考え、グレーやアッシュ、ブルーのみで配合しなければいけない。
つまりは、矛盾しているのである。
配合としては、とても難しくなります。どっちかに偏ると、お客様のご希望には添えません。
つまり、絶妙なバランスが必要になる難しいポイントです。
でもね、僕は、プロです。プロフェッサーです。プロフェッサーっていうか、天パです。天パ界で僕のことを知らない人はいないし、個人的には誰よりも卵料理が好きです。
まぁ、そんな感じです。
以外と難しいんですが、まぁ僕なら、えへへ、って感じで。
配合は、グレーとアッシュ、ブルーのみです。
よかったら、ぜひご参考下さいませ。