ブリーチ毛にデジパをして失敗しボサボサになった髪をサラサラに。
今回は、ブリーチをしている髪にデジタルパーマをあてがい、盛大に失敗しボサボサのジリジーリになった髪を僕の髪質改善ストレートパーマでサラサラにした施術事例をご紹介致します。
ブリーチした髪にデジパをし失敗。ボサボサジリジリ毛を髪質改善ストレートでサラサラに。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。先日、囲碁で犬に負けました。
ある晴れた昼下がりに、1人のご新規様がお見えになりました。
表情を見ると、なんだか浮かない様子。
僕「いらっしゃいませ。はじめまして、楠本真澄です。今日はよろしくお願いします。」
お客様「、、、、、、チワワに踏まれて死にたい。」
僕「、、、ふぁ。」
お客様の状態をまとめると、
- 二ヶ月前に毛先をブリーチ。
- 2週間前にデジタルパーマを中間から毛先にかける。
- ジリジリ。
- ボサボサ。
- 手ぐし全く通らない。
- 爆発。
- GWに大学の授業があり鬼萎え。
- トータルすると、シンプルに死にたい。
というものでした。
今まで僕は当ブログでたくさんのパーマ失敗した髪を髪質改善ストレートパーマでサラサラに直してきましたが、今回のパターンは非常にディフィカルトと言えます。
それはなぜかというと、
ブリーチをしているから。
ブリーチをしている髪にパーマ、特にデジタルパーマを当て、失敗しそれを直すというのはかなり難易度が高い問題であり、日本中見渡しても僕か僕、あとは僕、しか直せる人はいないのではないか?とCIAで結論が出ている案件です。
髪質改善ストレートとは、必ず薬剤を使用します。もちろん、その薬剤は、多少なりとも傷みを伴います。
ブリーチした髪にデジパを当てた髪は、それはそれは傷みに傷みを重ねまくっており、瀕死の状態です。サッカーでいうと残り3分で5-0で負けているような感じです。
その状態の髪にさらに薬剤を使用するというのは、サッカーでいうと5-0で負けているけどどうだっていい、とにかく攻撃じゃー!という作戦であり、下手するとさらに失点を重ねる可能性も充分あるというもの。
普通ならば、不可能です。
普通ならば、傷口をこれ以上大きくすることなく現状維持、もしくは慰め程度のトリートメントなどをするのが定石。
しかし、僕は違います。
僕は、リスクを犯しながらでも、そのリスクに勝ちつつ傷を直すことが出来る。
サッカーでいうと、5-0で負けているけど、これ以上は絶対に失点せずさらに6点を取って勝ちに行くというキャプテン翼も顔負けな条件で勝負する方法であり、これは僕しかにしか出来ないであろう、というのをCIAのペペロンチーノも言っていること。
こちらをご覧ください。
見た瞬間、正直「まじか。」と思いましたが、すぐに切り替え施術に取り組みました。
状態を細かく吟味し、場所場所で薬剤を微妙に変え、適材適所、それでいてスピーディで、さらにトークは子犬の話で和ませるという完璧なパフォーマンスで施術していきました。
そして、
直しました。
サラサラになりました。
手で乾かしただけで、こうなりました。
エッヘッヘッヘッ。
このように見比べてみるととてもわかりますね。
同じ状態の方がいらっしゃいましたら、ぜひお任せくださいませ。
*状態によっては100%直せない可能性は充分ありますので、ご了承ください。