ブリーチ毛にパーマをかけ失敗した髪をサラサラのストレートに。
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。テレビのリモコンでチャンネルを変えている仕草がかっこいい男です。
今日は、ブリーチをしている髪にパーマをかけ、失敗し、傷みと変なクセがついてしまった髪を、我が特性マヨネーズ髪質改善ストレートココイチパーマを駆使しサラサラのストレートヘアに直しましたので、ご紹介致します。
ブリーチ毛にパーマをかけ死んだ髪を生き返らせようではないか。あぱー。
この記事のタイトルも無事、決まったところで、早速本題に入ろう。
本来、僕はブリーチをしている髪にパーマをかけ失敗した髪を綺麗に直すことは、お断りしていたりします。
それは、薬剤を塗布すると、死んでしまうからである。
ブリーチをすると、髪の中にあったはずの成分とかが抜け落ちてしまい、それで傷みを引き起こし、ツヤが失われたり手触りが悪くなったりします。
そして、パーマなどを作用させる成分も抜け落ちてしまいますので、その結果、ブリーチ毛にパーマをかけると大体失敗するのです。
しかし、僕が行う、パーマ失敗毛をサラサラにする髪質改善ストレートパーマは、文字通りストレートパーマの薬剤を使用するので、ブリーチをしてさらにパーマをかけた状態の髪にさらにまた薬剤を作用させなければならず、それはそれは大変難しい、いや、やるべきではない施術なのだ。
ようは、薬剤が作用するところも残っていないし、薬剤を作用させればそれはもちろんダメージ、傷みに直結するという、火に油を注ぐような、鬼に金棒のような、松岡修造に火炎放射器のような、そういうものであるため、僕は断ったりしている。
しかし、今回、それを、まぁ、その、なんていうか、やってしまったのである。
僕の直感的に、直せるかもしれない、と思ったので、今回、施術を行いました。
こちらをご覧ください。
半分から毛先がブリーチ毛である。
そこに上手い具合に薬剤を作用させなければならない。
先程も言ったかもしれませんが、これはこれはとても難しく、ベリーベリーディフィカルトだ。
少しでも薬剤の配合などを間違えると、失敗したパーマが取れない、もしくは、取れるけど死ぬほど傷みが増してしまうかのどちらかであり、ようは地上100m地点での綱渡り的なものであり、僕はおしっこちびりそうになりながら施術をしました。もちろんちびってはいません。
そして、完成したのです。
うまく薬剤を作用させることができ、パーマの変なクセは取り除きつつ、ダメージは最小限に抑え、まとまりを実現させました。
よかったよかった。
しかし、ブリーチした髪にパーマをかけ失敗した髪を直せるかどうかは見てみないとわからず、さらにほとんどの場合が施術困難であるため、お断りする場合も十分あることを、あたまの片隅に置いておいてください。置きっぱなしにしても構いません。
同じようなお悩みある方は、お気軽に、ぜひ。