明るめのカーキグレージュカラー的雰囲気たっぷりブリーチなしカラー!
原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。最近の悩みは、映画を寝落ちして丸々観られないことです。
今回は、ハイトーンなカーキグレージュカラー的雰囲気の髪色をご紹介したく、この記事を書いております。ちなまに、この記事を書いている時の僕は、だいたい真顔です。
ブリーチなしのハイトーンなカーキグレージュカラー
ブリーチはしたくない。だけど明るめの髪色にしたい。それでいて、マットというかオリーブというか、カーキというか、そんなニュアンスたっぷりのグレージュカラーにしたい。何回も言うけど、ブリーチはしたくない。
あなたがそんな考えを持っているなんて、僕はとっくの昔に知っていたし、今なにが食べたいかとかも、知っている。
胡麻坦々麺ですよね?
そんなことは百も承知。
あなたがしたいカラーは、ハイトーンなカーキグレージュカラー。そして、ブリーチはしたくなくて、ブリーチなしで透明感のある感じにしたい。もちろん、傷ませたくないし、貯金もコツコツしたい。
そんな都合のいいカラーがあるかなんて、あなたは信じられずに、赤く染まる夕日を見ながら天を仰いだことでしょう。
だけど、信じてもらいたい。
僕が、そのカラーを、出来ちゃうんだってことを。
アイキャンドゥーイット。ウィーキャンドゥーイット。ユーガットメール。アイアムアペン。
ブリーチなしで明るめの寒色系にする場合、とにかく赤みが邪魔をしてくる。
進撃の巨人でいう、ライナーとかベルトルトです。
その赤みを普通ブリーチをして取り除くのですが、ブリーチをすると、痛むし、色落ちが早くなるし、隣の家のおじちゃんとかもびっくりするし。
とまぁ、そんなこんなで、デメリットが多いですよね。
そこで、ブリーチなしで染めたいところなんですが、ブリーチなしで染めるには、
- 赤みを取り除きながら明るくする
- 赤みを取り除きながら透明感を出す
- 明るいだけじゃなくて色味もしっかりと出す
- チキン南蛮は太る
これらの要素を全てワンプロセスカラーの中でクリアしなければならず、それは簡単そうに見えてとても難しく、イージーそうに見えてとてもディフィカルトでもある。
僕は、そのようなカラーを、これまでもたくさん、染め上げてきました。
明くる日も明くる日も、とにかくブリーチなしで寒色系のアッシュカラーに、染め上げてきました。
時には、傷つくこともあった。時には、投げ出したいこともあった。
チキン南蛮を食べたら太る。そんなこたぁわかってる。
歩きながら目薬をさそうと思ったら、顔面が水浸しになったこともあった。
でもね、僕は、諦めなかった。
諦めることをしなかった。
僕は、そんな苦難を乗り越えて、世界に一つだけの、いや、宇宙に一つだけの、カラーを、明るめのカーキグレージュカラーを、見出したのだ。
明るめでありながらも、しっかりとカーキグレージュの色味を感じられる、このカラー。
ただ明るくするのは、簡単です。ただ色味を出すのも、簡単です。
しかし、その両方を、同時に、ブリーチなしで実現するのは至難の技であり、確かな技術、経験、焼肉が必要になってきます。
僕は、その第一人者であり、同時に、その第一人者なのだ。
明るめのカーキグレージュカラー。
よかったら、ぜひ。