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超グレーなアッシュグレージュカラー!7.5レベルのちょい暗め!

わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。自分の寝言で起きたことがあります。ちなみに「いや誰が松坂桃李やねん!」でした。

僕の専売特許であるアッシュ系カラーの中でも不動の人気を誇るグレージュカラー。今回は、めちゃくちゃグレーを濃くしたグレージュカラーをご紹介致します。

ブリーチなしのちょい暗めなグレージュカラー

グレージュとは、グレーとベージュを組み合わせたカラーであり、寒色系カラーの中でも柔らかさがあり、グレーの色味が際立つカラーになります。

僕のお客様の多くも一度はしてみたいと言ったことがあり、カウンセリングの中でも、「グレージュ系で〜」や「透明感のあるグレージュで〜」や「メッシのドリブルが〜」などの言葉がよく飛び交います。

やはり人気のグレージュカラーですが、ブリーチなしで染めようとすると、とても難しくなります。

グレーという色素は無彩色と言われ、彩度が無い色になります。彩度というのはあざやかさであり、赤や黄色などは彩度が高い色素になります。それらはブリーチなしでも簡単に発色しやすいのですが、グレーは彩度がないため、日本人の地毛の色素である黒は赤に負けてしまうのです。

では、どうすればいいのか。普通に染めようとしても必ず普通の茶色になってしまいます。

僕は考えました。思考を凝らし、何か方法を思いつけばすぐに試し、また違う方法を試しました。みんなが月曜から夜更かしを見て笑っている時に、僕は毎日夜更かしをし、研究に明け暮れ、睡眠時間は9時間を切り、食事を取ることを忘れ、ひどい時は1日4食になっていることもありました。

そこで、来る日も来る日も研究、実験を重ね、一つのアンサー、つまり答えにたどり着いたのです。

それは、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「味の素かければ、だいたい美味くなる」

 

 

 

 

 

そう、そうなのだ。僕の考えは、間違っていなかった。

そして今回は、そのおかげかわかりませんが、めちゃくちゃ綺麗なグレー強めのグレージュカラーが出来たのです。

いかがだろうか。あなたは今、あまりの透明感とあまりの美しさに悶絶し、家用のダサいメガネを投げ飛ばしてしまったことでしょう(上投げで)。

しかし大丈夫。僕はメガネを部屋の外に蹴り飛ばしたのですから。

グレーはとにかく、発色が難しいです。ブリーチなしで発色させたい方は、ぜひお試しください。

よかったら、ぜひ!

 

 

 

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