根本からきつくかかったパーマの失敗をサラサラストレートに
昼からビール飲んでる確率高いやつ選手権大会で全国2位の楠本真澄です。フリーランスの美容師やってます。
今日は、めちゃくちゃにパーマを失敗されたお客様の髪を、なんとかこうにか頑張ってストレートにした施術をご紹介致します。
ハイダメージ&強くかかった失敗パーマを、髪質改善ストレートパーマでサラサラに
最近の施術の中で、1番難しかったのが、今回の件。
早速ですがこちらをご覧ください。
フンフゥゥん、、、、
でら難すぇぇ。
状態としては、
- 根本からかなり強くパーマがかかっている
- めっちゃハイダメージ
- もともとのクセも強い
- カラーリングのダメージもある
- テセウスの船の終わりに納得がいかない
という感じです。
とにかく、ダメージ、痛みがすごい。すごいというか、しゅごい。心の中では完全に「しゅごいぃぃィィィィ!」と叫んでました。
そして、パーマのきつさ。きつく、強くかかってる。ほぼバネのあれみたいなニュアンスで、かかってる。しゅごい。
問題なのは、その傷みとパーマの強さの組み合わせ。
お客様はもちろん、パーマを取り除きサラサラのストレートにしたいわけですが、傷みがしゅごい分、それを取り除く薬剤のパワーに、髪が耐え切れない場合が十二分にある、ということは確実で、逆にそれを踏まえてパワーが弱いと、かかっているパーマは取り除かれずに、残ってしまう。
現時点での髪の傷みは、押せば倒れるほどの強度しか残っておらず、スマブラでいうと200%とかになっている状況。
しかし、パワーがなければパーマは取れない。なぜならば、きつくかかり過ぎているから。
あぁんもう、ということです。
僕が今回やるのは、パワーは最小限に抑えつつ、パーマを全て取り除くという針に糸を通す以上の繊細さが必要で、それはつまりKing Gnuの白日の歌い出しよりも繊細さが必要ということ。
僕は、やりました。スーパー繊細で、スーパー高難度で、そして、スーパー銭湯な施術を。
美しい。ただただ、美しい。
あぁ、なんて素晴らしい世界なのだろう。
毎日がエブリデイとは、このことですね。
まさかこれが、アベノミクス、、、?
同じような状態の方いましたら、ぜひ。