ブリーチ部分とブリーチしてない部分を上手く馴染ませたアッシュベージュカラー
今回は、今までブリーチしてたけど、ブリーチを辞めて、ブリーチなしで染めているけど、ブリーチしてた部分とブリーチしてない部分が全く違う色になってしまいムラっぽくなっちゃう現象を解決し、さらに美しいアッシュベージュに染めあげたスタイルをご紹介致します。
ブリーチしてた部分、してない部分を上手く馴染ませ綺麗なアッシュベージュカラーにする方法
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。チキンラーメンを美味しそうに食べるランキングで、162位の男です。
ブリーチやってたけど、痛むし、色落ち早いし、おばあちゃんとかびっくりしてるし、やめよ。
そう思ってやめたてみたけど、しばらく経つと、ブリーチしてないところとの馴染みが悪い、、、というか、これ、ムラ?え?やだ。ありえなす。ナスナスナス。ナスの一夜漬け。ビール。飲も。
そんな感じで困り果ててうんち漏らしちゃいそうなあなた。これには深くて浅い、理由があります。
ブリーチしているところとしていないところ。この異なる部分ですが、もちろん、髪の中の構造が大きく変化しており、全く違う髪と言っても過言ではないし、カゴちゃん最近テレビで観ないですよね。
ようは、同じヘアの中に、全く異なる部分が共存している、という感じ。
なので、染まり方というのも全く違うので、ムラになる。
これは、大変だ。コロナも大変だけど、こっちも大変だ。
という感じで、これを馴染ませる技術というか、馴染ませないとムラムラなので、少しのコツをお教えさせていただきます。
よくあるような、こんな感じ。
根本8㌢くらいがノンブリーチ毛。
それ以降毛先までがブリーチ毛。
これを例えば全体的に暗くする場合などは馴染ませるのはかなり簡単なんですが、問題はハイトーンを維持したまま、というもの。
ハイトーンであればあるほど、ブリーチしていないノンブリーチのところに赤みが出ます。厳密に言うと、赤みが出ている、ということもそうですが、ブリーチしているところと比べると、赤みが出てしまう、というもの。ブリーチしていると赤みが極端になくなりますので、そうなるのです。
暗くする場合はノンブリーチの赤みを暗さで抑えることが出来るのですが、ハイトーンはそれができない。ゆえに、ムラになりやすい。
では、どうするのか?
マスク?トイレットペーパー?消毒用アルコール?
あ、コロナちゃうのか。
では、どうするのか?
もちろん、「カラーレシピコントロール」で解決します。
さすがに細かなレシピはお客様のニーズによりかなり違ってきますし、それはそれで有料級の情報ですので伏せますが、ノンブリーチ毛部分には赤み除去メインを、そして、ブリーチ部分にはブラウンを。という考えですね。
ようは、お互いにない要素をプラスする、という感じです。
そのようにすると、
このように、ハイトーンのアッシュベージュでもめっちゃ馴染んで境目なんて全くわかりません。
とても美しいアッシュベージュですね。
なんだか真面目な文章になっちゃった。技術のことになると、周りが見えなくなってお尻が二つに割れちゃうんですよね。
確実に言えることは、ノンブリーチ部分とブリーチ部分へのアプローチの仕方は全く違う配合、レシピになります、ということ。
これが正直かなり難しいので、なんというか、、もちろん、一人一人のお客様の髪の状態、薬剤履歴、したい髪色、見ているドラマ、などによってかなり薬剤レシピは複雑になってきますので、本当、難しいです。
まぁ、何が言いたいかよくわかりませんが、馴染ませる方法は必ずあります、ということですね!
気になった方は、よかったら、ぜひ。