ブリーチグラデーションカラー!境目を作らない技術!
今回はブリーチを使用したグラデーションカラースタイルをご紹介致します。色味はミルクティー系にしました。
まず、グラデーションカラーで大事なのが、グラデーションにすること、である。何を当たり前のこと言うとんねんこのうんちマン、と思うかもしれませんが、この当たり前のことが難しかったりします。
“当たり前のことを当たり前にすることが、どれだけ難しいか “
かつてこのような言葉を残した人がいました。その名は、マスミクスモトクスモトマスミ。激しい天然パーマの持ち主で、ほぼベートーヴェンである。
ブリーチでグラデーションを作る際、境目を作らずにいかに自然にコントラストの差を生み出せるのかがカギであり、これが出来ないと悲惨なカラースタイルになることはほぼ間違いありません。
それを踏まえて、こちらをご覧ください。
これは僕がブリーチでグラデーションカラーを作っている過程の状態。
境目部分をぼかすためにさまざまな工夫をしており、それは全部で156個あるのですが全部説明するにはビール片手に5時間は必要なので割愛します。
こちらがブリーチ後の状態。パキッとしたラインは全くありません。
この状態でラインが出来ていると色が落ちた後も綺麗ではありません。目指すのは色が落ちてからも自然で綺麗な状態。ブリーチした部分の色落ちは激しめですので、必ずグラデーションは綺麗に行います。
さて、綺麗なミルクティーベージュなグラデーションカラーに仕上がりました。
この状態で綺麗なのは大前提として、色が落ちてからのことも考えるのが僕のこだわりであり、最低限の条件であり、フェルマーの最終定理でもあります。
ブリーチグラデーションカラー、ご興味ある方はぜひお試しください。