魅惑のミルクティーグレージュカラー
今日はとても雨が降りしきる日でした。僕は、雨が好きでも嫌いでもないです。でも、強いて言えば、とても嫌いです。そんな日こそ、ミルクティーグレージュカラーなのかな、と思っていますが、あなたも、思いますよね?
え?、、、思わない?
その意見、エクセレント。
明るめのミルクティーグレージュカラー!!
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。志尊淳に似ているね、と言われたことが、一度もありません。
今日はミルクティーグレージュカラーです。
出来れば、明日も明後日もミルクティーグレージュカラーがいいな、と思っています。
そして、「毎日がエブリデイ」なことが、僕の目標でもあり、憧れでもあります。
ミルクティーというのは、紅茶に、ミルクと砂糖を入れた飲み物です。
僕はミルクティーを、ほぼ飲みません。僕は、紅茶もコーヒーも、昔からブラックなのです。甘党とは縁がありません。
僕がそうなったのは、中学か高校だと記憶している。
大人になりたかった僕は、苦い苦いコーヒーを、ブラックで飲んでいた。本当は、シュガーやミルクがたっぷり入った、「それほぼカフェオレだろ。」というくらいのコーヒーが好きだった。
しかし、僕は大人になりたかったのだ。好きな女の子の前で、「あ、僕はブラックで。」と喫茶店で注文したかった。
「ますみくんって、、、大人♡」と思われたかった。
そうして、僕のブラックコーヒー生活が始まった。途中挫けそうになり、パックのコーヒー牛乳に手が伸びそうなこともあった。ミロを買いそうにもなった。しかし僕は、コーヒーのブラックしか、飲まなかった。
そうしていくうちに、本当にブラックコーヒーが好きになった。
甘いコーヒーが、苦手になった。
紅茶も、ストレートしか飲まなくなった。
するとどうだ。ミルクティーという色が、わからなくなった。
どうしよう。僕は焦った。焦って、ズボンのチャックを閉め忘れることもあった。
そうだ。髪色で表現しようじゃないか。。。
僕は、天才だった。エジソンやダヴィンチと並ぶ、天才。
その意見をお客様にぶつけてみたところ、「なんて?」と言われましたので、シンプルに謝りました。
シンプルに、美しい。
これが僕の、思い出たっぷりの、ミルクティーグレージュカラー。よかったら、ぜひ。