デジタルパーマ大失敗ジリジリ毛をツヤのあるストレートにィイ!!

今日はとてもいい日だ。素晴らしい日だ。
12月27日。1+2+2+7=12。1+2=3。スリー。
スリースリースリー。
つまり、「デジタルパーマの失敗を直そうぜ、な?」という意味になる。
今日はそんな素晴らしい日なので、せっかくだからそういった記事を書こうと思います。
強くかかり過ぎたぜ。デジパ、直すぜ。
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。お気づきかとは思いますが、漢字四文字変えると山下智久になります。
まぁ、落ち着きたまえ。焦る気持ちは、わかる。でも、焦っても何も変わらないし、チーズは太るし、安倍昭恵さんはどこへでも行く。
つまり、ゆっくりと僕の話を聞いてもらいたいわけです。
まず、今回のお客様は、「縮毛矯正」を定期的にかけていました。さらに、カラーもしております。
その時点で、わりとまぁ、ダメージはあります。
カラーのみですと割とあれなんですが、縮毛矯正というのは、熱の変性、さらに薬剤パワーも強く、見た目ではわからないダメージが蓄積されます。見た目ではわからかいもの。近年でいう「ロールキャベツ男子」みたいなものです。うん、違うな。
まぁ、とにかく、その縮毛矯正とカラーをしてダメージしている髪に、さらにデジタルパーマをかけるわけです。
これはつまり、ベロベロになって記憶も曖昧な三次会の後にオカマバーに行くようなものであり、翌日の予定は全てキャンセルにせざるを得ない事案だ。
ようは、失敗する。
失敗した髪は、「さらなるダメージ」と「変なカール」が加わり、収集がつかなくなる。
こちらをご覧いただきたい。
波打ってる。激しく波打ってる。あれ?よく見たらサーフィンしてる人いない?ってくらい、激しい波を起こしている。
手櫛は通らず、ツヤは皆無、まとまりもないし、GoTo中止でてんやわんや。
大変や。これは大変や。
ここで、僕の技術の出番。
これをどうにかするのが僕の仕事であり、ワカチコワカチコ言うのがゆってぃーの仕事だ。
僕は今までもたくさんのパーマ失敗を直してきましたが、一人一人状態、髪質は違います。
まずは、どんな状態かを把握するために、しっかりとしたカウンセリングが必要不可欠だ。
カラーはどんな頻度でしているか、縮毛矯正は最後いつしたか、細毛なのか、太毛なのか、酢豚にパイナップルは是が非か、米津玄師と初めて聞いたとき正直「仙人」みたいな人を思い浮かべたかどうか、、、
様々なことを聞き出し、次第に使用する薬剤を選定していく。
しかし、それでも、直せるかどうかは、やってみないと、わからない。
直せない場合もあるし、回数を重れば直る場合もあるし、渡部が復帰する可能性も捨てきれない。
この施術を行う僕の集中力は、並外れている、とこの前近所の3歳の男の子が思っているんではないか、と勘繰っている。
こちらが、仕上がりだ。
とても綺麗に仕上がっている。
この時、渋谷区中から拍手喝采だったことは秘密にしておこう。
お客様も、とても喜んでおられた。
お帰りの際は、喜びのあまり、バク転をしながら帰っていきました。
僕はそれを見て、「すごいな。」と思いました。
よかったら、ぜひ。