1曲も知らないのだけれど東方神起のライブに行ってきた話。

いや、ほんまに、こんなことって、あるのね。
そう思ったのは、冷たい風が吹き荒れた12/12。
僕は、東方神起さんのライブに行ってきました。
なぜ行くことになったのかというと、まぁ、成り行きってやつだ。チケットを余分に取ってしまい、なんとかこうとかで、なぜか僕が謎の抜擢で、いざ東京ドームへ。
僕、実は東京ドームに行くの、初なんですよね。なんか今まで縁がなくて。
でも、初めての東京ドームがあんまり存じ上げない東方神起のライブでだとは1ミリも思ってなくて、自分でもびっくりだった。
僕は、彼らの楽曲は、「どうして君のことを好きになってしまったんだろう」が大好きだ。カラオケでも歌ったことがあるくらいだ。PVも見たことがある。確かその時はメンバーが5人でした。
しかし、僕は、その一曲しか知らない。
もしかしたら、その曲歌うんじゃない?と思って、行く前にセットリストを見たら、入ってなかった。
つまり、一曲も知らない状態で参戦することが決まった。
それがわかったのがライブの2日前だったので、僕は全てを諦めた。
まぁ、12月ってこともあり、割と僕自身が忙しくて、音楽をゆっくり聴く時間がなかった。さらに、今期の連ドラを5番組くらい見てたので、それも忙しかった。
そして、あっという間に2日が経ち、いざライブ当日。
当日、、、。
僕は、ライブ当日の朝6時までお酒を飲んでいた。
記憶は、ほぼない。まぁ、そんな時もあるさ。
昼前に起きた僕は、非常に頭が痛かった。そして、そのせいかわからないが、16時くらいまで、その日の夜、ライブがあることを忘れていた。
夜ご飯なんにしよう。そんなことを考えていた僕に、一緒にライブに行く人から弱めの雷が落ちた。
あぁ、そうだったそうだった。
みなさん、こんな経験はあまりしないと思うので覚えることもないと思いますが、
「一曲も知らないアーティストのライブの予定は、忘れやすい。」
ということがわかりました。
そして、東京ドームへ行くと、たくさんの人が東方神起のグッズを身に纏い、列をなしていました。みなさん、東方神起のことが大好きなんですよね。当たり前です。ライブに行くくらいだから、それはそうなのです。しかし、それゆえの、僕の存在。
「嘘みたいだろ?一曲も知らないんだぜ?これで。」
と言いそうになるのを抑えながら、列に並び、入場しました。
ちなみに、列が長過ぎて、開演に間に合わないというまさかの事態に陥りました。
こんなことってある!?
って後ろに並んでいた女性が発していましたが、僕も心の中で「一曲もわからないままライブ参戦ってある!?」と言いながら入場しました。
そして、いざ開演。
会場に入ると、、、美しい歌声が、、、。
正直、結論から言うと、東方神起の歌唱力は本物です。歌が上手すぎました。
そして、圧巻のダンス。かなりすごかったです。
歌唱力とダンスのクオリティは本物で、一曲も知らない僕でも十分に、いや、十二分に楽しめることが出来て、特にバラードのところは心にグッと刺さるものがありました。
そして意外だったのが、MCの面白さ。
今の東方神起は2人です。どんなMCなのかな、と思っていたら、あれでした。完全に会場の笑いをかっさらっていました。
シュールというか、そういう面白さが際立っていて、素晴らしかったです。
正直二日酔いがヒドくて一曲も知らないライブに行くなんて信じられなかった僕ですが、とても楽しむことが出来ました。途中激しい睡魔が襲ってくることもありましたが、いかんせん美しい歌声と爆音が鳴り響くのでそんなものはいつの間にか消え去り、半目の時もあったかもですが、とても楽しめました。
ということで、とてもいい経験になったのでここに記させていただきます。
あははは。