強いクセと激しい傷みを改善しながらストカールにしてみたお。
今回は、強くうねるクセ、そしてカラーの繰り返しによる激しい傷みを改善しながら根元から毛先までサラサラにし、さらに毛先にはワンカールを加えたストカール技術をご紹介致します。
ストカール技術
わたくし、原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。最近の悩みは「ありがとうございました。」を噛んじゃうことです。
ストカールとは、クセのある髪質をストレートにしつつ毛先にはワンカールを加える技術です。
この毛先のワンカールは、ストレートパーマを行う工程の中に組み込まれます。
まずはこちらをご覧ください。
なんて、こったい。クセでうねりと広がりを見せております。わかりやすく言うと、グローバルうねり、です。
ハイトーンカラーの繰り返しにより、強い傷みもあります。これもわかりやすく言うと、ストロングダメージ、ということになります。
これを、僕の「経験」「技術」「知識」「愛情」「プライスレス」を持って施術を行い、根元から中間はストレート、毛先にはワンカールを加えていきます。
まず準備するもの。
- 薬剤
- ストレートアイロン
- 処理剤
- 昆布ダシ
- パーマ用ロッド
- ナノスチーム
まずカウンセリングの段階でなりたい希望のスタイルを確認し、毛髪診断を行います。髪の太さ、柔らかさ、クセの種類、ダメージ度合い、昨日の晩御飯、今見ているドラマ、を徹底的に分析し、薬剤を決めます。
この薬剤の選定が1つのキーポイントであり、これを重要度で言うと、「スラムダンクでいう流川」「バルセロナでいうメッシ」「アキラ100%でいうおぼん」くらい重要だ。
そして、ストレートアイロンやロッドを使用し、カールをつけ、ナノスチームで髪の中の構造を変えます。処理剤も適材適所に塗布します。
つまり、昆布ダシはいらない、ということだ。
仕上がりがこちら。
根元からストレートでツヤがあります。とても傷んでいるようには見えません。
毛先のカールもしっかりついています。
このストカールという技術の特徴として、乾かしただけでこのようにまとまる、というのが言えます。
つまりそれは、、、素晴らしいということだ。
私もそのストカール、してみたいお!ぴゃ!と思っているところ大変申し訳ありませんが、ストカールに出来る髪、出来ない髪があります。
ストカールに適した髪の状態
- 他サロンで強い縮毛矯正をかけていない
- ブリーチをしていない(出来る場合もあります)
- デジタルパーマをかけていない
- ロング過ぎない
- ショート過ぎない
- クセがあること
- 丸坊主ではないこと
になります。
縮毛矯正ではなくストレートパーマをしている髪の状態は、ストカール出来ます。
理想の髪の長さは、ショートボブ〜胸上ミディアムくらいですね。かけれるかわからない方はお気軽にご連絡下さい。
この状態から、
こんなに可愛いスタイルに。
よかったらぜひ、ご参考下さいませ。