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そうだ、福岡行こう。

1月は暇だ。あー暇だ。暇過ぎて爪を見て1日が終わるくらい暇だ。

昨夜、本当に昨夜、1月15日の夜に、いろいろキャンセルとか重なり突如明日から三連休になる事実が発覚した。

なんて、こったい。そうかー。それは仕方がない。仕方ないけど、暇だなー。

ちょっと待てよ。これは神様が「おいお前。暇そうやな。前にお前博多の豚骨ラーメン食べたい言うてたな。あと水炊きも。行ったらええやん。お前」と上から目線で言うてるんちゃうか、と僕は思ったわけです。

なるほど。これが相対性理論か。僕は一応、ネットで色々と調べた。うん。ある。あるぞ。そりゃそうさ。国内旅行なんてすぐ行ける。日本は意外と狭い。ホテルと航空券で2泊で3万円台がある。なんという時代。しかも明日、というか10何時間後に発てる。

僕は迷わず予約した。もちろん、家で1人でワインを飲みまくっていたため多少の判断能力は低下している。よぉーし、いっちゃえ、と予約した。

そして、今朝。僕は早めに目覚めた。もちろん目覚ましをかけていたからに他ならないが、本当に今日福岡に行くのか確かめたかったからだ。昨日は酔っていたし、一重だし、本当にホテルや航空券の予約が出来ているかがわからない。一応確認しよう。

エアトリという素晴らしいサービスを提供する会社からメールが届いていた。僕は眠たい目(一重)をこすりながらそのメールを見た。端的に言うと「君、今日から福岡旅行すんねやな?飛行機がこれでホテルがこれや。手続きはしといた。ほな楽しんで。遅刻すんなよ。食い過ぎんなよ」というものだった。

僕は、何てこったいと、思った。これは現実か。これがアベノミクスか。

福岡旅行に行くのであれば、太ることは確実。そう、僕が早くに目覚めたのはジムに行くためである。先手を打つ、とはこのこと。

上半身を中心に持ちたくもない重たいものを持った。なんでこんな重たいもの持たなあかんねん。マシュマロを持ちたい。マシュマロだったら、常日頃から持ちたい。そう思いながら歯を食いしばった大胸筋を鍛えた。

そしてランニング。有酸素運動をしなければ痩せない。

5キロをゆっくり30分走った。374キロカロリーを消費したらしい。まぁまぁだ。途中走りながら「あれ?これからマジで福岡行くの?」と自問自答していましたが、隣で走っていたおじさんが「ふぁん、ふぅん!」とうるさくてそれどろこではなかった。

正直、朝早くにこのジムに行き筋トレをし走って汗を流した時点で今日の僕の勝ちは確定となりました。これをするかしないかで身体のアレに影響します。僕は、心置きなくお酒と食事を楽しめるのだ。

家に帰り、身支度をした。友達の家に一泊するような荷物になった。もちろんリュック。ガラガラなんていらない。

まず家に帰って一本空けた。ちなみにまだ午前中。

家にあったのは一番搾り。麦芽の旨みが素晴らしい。この筒みたいなやつは、缶の温度を上げない、つまりぬるくならないように設計されたサーモスのアレだ。これは僕の必需品。財布、スマホ、これだ。

旅行の準備はすぐに終わった。男だし、なで肩だし。

家を出て、駅へ向かう。その途中で

黒ラベルを買った。とてもバランスに優れたビールだ。東京は雨が降っていたが、この黒ラベルでチャラになった。この時まだ午前中。

そして、駅へ。今回は成田空港からの便だった。格安航空券だからね。遠いが、成田エクスペクトパトローナムを使えば一瞬なのだ。

さて、そこでだ。成田エクスプレスの中で何を食べて何を飲もうか。まだ僕は何も今日食べていない。ジムで走った。お腹はぺこぺこりんだ。

しかし、今宵は福岡の水炊きを食べようかと目論んでいる。せっかくなのだから、お腹を空かせようじゃないか。旅行はその土地へ行って初めて食を楽しむもの。ここは夜のためにちょっとしたおやつとかで軽食にしよう。夜にたらふくお腹いっぱい食べようじゃないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

途中からフードファイターでした。買った時の自分を呪いたい。

もうお腹いっぱい。ビールはスーパードライ1本しか買ってないし、空港に着くまでもう寝よう。あー苦しい。

気がついたら、僕はマルエフを優しく握りしめていた。まるで我が子を抱くように。もちろんマルエフにしたのは、ガッキーが好きだからさ。

成田エクスプレスの中で、廊下を挟んで男の人が隣にいた。彼は、席に着くやいなや羽織っていたトップスを脱ぎ、半袖になった。まだ一月だぜ?こちとらヒートテックの極暖で完全武装しているのに、彼は白くて薄いTシャツ一枚。しかし、垣間見える鍛えぬかれた上腕二頭筋。ボディービルに出ていてもおかしくないくらい太くて脂肪がない腕だ。相当に鍛えてやがる。彼は、耳にエアーポッヅをつけて、通り過ぎていく景色をじっと、見つめている。スマホどっかに忘れたんかなってくらい、ずっと外を眺めている。僕も真似て外を眺めた。するとその瞬間に対向電車が勢いよく通り過ぎてびっくりした。少しちびった。

鍛え抜かれた筋肉の彼はずっと外を眺めている。かたや、ビールに唐揚げに天むすにサンドイッチを無性に頬張るなで肩の僕。なんだこの世界線。廊下に美女が転ぶと、どちらに助けられたいか。迷わず筋肉外眺め野郎だろう。僕みたいなビール唐揚げ天むすサンドイッチマンには助けられたくない。僕は非常に反省した。悲しくなって、少し泣いた。その涙を拭いながら、ビールをまた飲んだ。

そんなこんなで割と酔っ払ってきて、空港へ着きました。

空港に着くと、トラブルが。なんかふて寝してしまい気がついたら第1ターミナルへ。僕が乗る飛行機は第3ターミナル。溢れでる冷や汗。角度を増すなで肩。しかし、時間に余裕を持っていたためシャトルバス的なやつで華麗に発着。教えてくれた係の人に大感謝である。

そして、無事に飛行機にのり、機内では「慟哭」を読書し、いつの間にか寝て、いつ間にか起きて、また読書。

そして福岡に着きました。あいにくのレインですが、無問題。僕は天パだしなで肩だ。

という感じで、これから飲みに出掛けるのでまた謎にレポートしていきます。

 

 

 

 

 

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