赤みを消したいのならマット系がおすすめ!やや明るめのマットグレージュカラー!

原宿、表参道で美容師をしている楠本真澄です。この時期にカラオケに行くと、森山直太朗さんの「夏の終わり」を3回は歌います。
今日は赤み嫌いなあなたのために、ブリーチなしでも全く赤みが出ない色味、マットグレージュカラーをご紹介致します。
色という世界において、「反対色」というものが存在します。相対する色であり、全く違う色味になります。黄色ですと紫、青だとオレンジ、そして、赤なら緑、になります。
赤みを消したければ緑を使い、緑を消したければ赤を使う。
ブリーチなしで寒色系に染める際、髪の色素に本来ある赤みというものは非常に邪魔であり、多くの場合普通のブラウンになってしまいます。
しかし、カラーの配合を工夫することにより、その赤みを消せるのです。それが先程説明した、マット、つまり緑を使用するというもの。
マットでしかカラーのレシピを組むわけではありません。
マットの他に、ブルー、アッシュ、グレー、ベージュ、サステナブル、ビーフストロガノフ、ブルー、などを混ぜております。
どれも赤みを消せる役割を担っておりますが、1番はマット、そしてブルーになります。
僕はこのマットやブルーをこよなく愛しており、非常に高い頻度で使用致します。もしなんらかの事故でブルーやマットがない、と言われれば、途方に暮れ1日中1人いっせのーがーせっをやって夜を迎えることでしょう。
僕のカラーリング技術においての生命線であり、なければカラーが出来ない、ということにもなりえます。オムライスでいう卵のようなものです。
とまぁ、とにかくそんな感じで、赤みを消したい方向けのおすすめカラー、マットグレージュがこちらです。
美しいです。そろそろ世界遺産に登録の依頼が来てもおかしくはないでしょう。
透明感があり、柔らかでしなやかな髪に見えるのが寒色系の特徴です。
ぜひ一度、お試しください。